近年、本ブログも参考にされながら、健康食品サプリメント製造業界でも多くの会社さんがホームページの整備を行って集客を行うようになった。

そして、集客の一環として、各社でSEO対策が行われるようになってきました。
でも、SEOの本質やルールがわかっていないから、間違ったSEO対策やSEO的にNGな管理もたくさん行われている。
その一例をまとめてみた。

エビデンスの無い情報の発信
半年以上の放置
同じ情報の重複発信
直帰率の高いコンテンツ構成

情報って、発信しなければ、SEOもコンバージョンも下がります。だからと言って、ただ発信すれば良いという訳ではないです。

まず、エビデンスの無い情報を、あるSEO対策なしで発信すると、Googleのペナルティー対象になり、反対にアクセス数が減ってしまいます。

また、内容の更新がないサイトも、Googleから評価されないため、ドンドン沈んでいきます。

よく、お知らせの更新が空き過ぎているサイトはダメとされていますが、それは、お知らせの更新がないことがダメなのではなく、サイト内容の更新がないことがダメなのです。

(持論として、WordPressの投稿は、瞬間的にSEO効果を得られやすいけど、すぐに効果が失われやすい。固定ページの作成と投稿は、上手く見合わせる必要がある。)

だから、同じような内容を定期的に発信しても、全く意味がありません。もしかすると、Googleのペナルティー対象になる可能性もゼロではありません。

今のGoogleアルゴリズムは、いろいろ考えられており、閲覧者に評価されないサイトは、上位検索されなくなります。
要するに、読まれず直帰率が高いと上位検索は、決して上がりません。

まぁ、先日もご紹介した通り、滞在時間を伸ばすコンテンツ制作が不可欠ということです。



この滞在時間を伸ばすため、魅力的なコンテンツがないとダメということです。

繰り返しますが、
ただ発信しているだけではダメ!

そして、集客してからの評価は、コンバージョンと言う形で示されます。
たくさん集客されても、問い合わせに繋がらず、コンバージョンが低ければ、集客しても意味がない。
B2B集客、最終的には、コンバージョンを如何に高めるか?に尽きます。

このコンバージョンが上がらない場合、コンテンツに限らず、なぜ?会社自身や製品が評価されないか?を再検証する必要もあります。
コンバージョン=会社に対する期待なので、会社や製品が評価されなければ、期待もされないのです。
この部分は、集客うんぬんではなく、ビジネスの根幹の部分。

近年の健康食品サプリメント原料事業は、原料製品への研究開発の投資型ビジネス or コスト勝負の薄利多売ビジネスのどちらかになっているため、どちらの勝負もできないと、沈んでいくしかない現実が存在します。

コスト勝負は、中国系企業が圧倒的に強い。
日本企業は、前者の投資型ビジネスでしか生き残っていけないと思う。

実際、前者のビジネスができず、沈み続けている原料メーカーは、たくさん出てきています。

ぶっちゃけ、ぬるい時代に成長した経営者や重役の多額な給与が問題で、投資できずに沈んでいる泥船会社も少なくない。社員が可哀そう。
まぁ、こういった会社は、潰れるべくして潰れていくのでしょう。時代に淘汰されていく形で。

今、時代の変化が速く、淘汰される原料メーカーやOEM会社がドンドン増えてきています。
一瞬で、落ちぶれてしまう時代。
健康食品サプリメント業界でも、かなり勝ち負けが大きくなってきています。
やっぱり、その勝ち負けの差は、特に中小企業の場合、集客力になってきていると思います。