今、人材市場も、日々変化している。
弊社も、この連休中に3件の応募がありました。特に、変わったことはやってないのだが、おそらく、集客の導線を変えた影響が応募にも出たのだろう。

ここ最近の応募は、若い人材が多い。
でも、安易に就職してしまった新卒者からの応募も多く、スパンと書類選考で落ちている。

人材市場の変化としては、以下のような変化を感じている。

・デスクワーク系の業種は募集が減っている
・肉体労働系の業種は人手不足がより深刻になっている
・地方格差から都心へ就職希望する人材の増加
・AIに仕事を奪われた人材の流出


デスクワーク系の業務は、AIの影響 が大きいのだろうが、AIに限定されないだろう。AIを活用しないまでも、デジタル化が進んでいる会社では、業務が効率化し、人手不足が一旦落ち着いているような感じがする。
特に、都心のデスクワーク系の職種は、ある程度の人が確保されているだろう。
実は、弊社も、そういった会社の1つだと思う。

弊社も、募集を続けていますが、あくまで人材に対する投資の求人。
だから、26~29歳くらいの人材しか書類選考も通らない。合格率も1%に満たないだろう。

今、弊社の場合、最も応募が多いのは、地方の工場に所属している人材です。
まぁ、この弊社の傾向は、世(日本)の縮図であり、日本全体で起こっていることだと思っている。

若者の地方離れが一気に進んでいる!

こういった地方の工場に勤めている方々の所得も目にするが、とんでもなく安い。
最低賃金、満たしているのか?と思うケースも少なくない。
でも、よくよく調べてみると、ほんと、最低賃金ギリギリの金額であった。



大卒の初任給の平均は「約24万8,300円」らしいが、ギリ20万円を超えている程度の新卒者が存在する。
なぜ?こんな会社を選んだんだろうなぁ?

日本のモノ作りは、多くが地方で行われている。
ぶっちゃけ、地方の方が賃金水準が低いからである。

その地方で給与水準が上がらず、人材の流出が始まり始めている今、日本のモノ作りもピンチを招くだろう。
そして、ピンチになって初めて、起業が焦って給与水準を上げようとするだろう。もしくは、大手企業が値上げを認めない状態が続き、給与水準を上げれず退職型倒産を招いてしまうだろう。

基本、今の世は、金融業界ばかりが強くなり過ぎ、実業が弱くなってしまっている。
汗水たらして労働しても、企業のパーツでしかなく、人件費がコストでしかないから高給与は見込めない。
金持ち優位な世の中になっている最たる例である。

今後、そういった歪がますます大きくなっていくだろう。

対策は、付加価値戦略機械化 に尽きる。

何れにしても、値上げを認めてもらえないのに、人手不足も同時に起こり、大手に潰されてしまう地方工場も増えてくるだろう。
この求人の状況で、その一端が垣間見えたような気がする。

なお、最後のAIに仕事を奪われた人材は、始まりに過ぎない。

デスクワーク系の業務は、先述の通り、すぐに新しい人材が必要な状況ではないので、若い人材しか採用されなくなるだろう。

一方、大変なのは、英会話、翻訳や入力業務、簡単な対応などの職種。AIにドンドン仕事を奪われている。
当然、こういった職種でも、人の流出が始まっている。
うちは、輸入商社なので、翻訳などの仕事を行っていた人から応募がある。

一部の人材は、40代以降の解雇や早期退職で、かなり苦しい思いをする人達が出てきている。
とても残酷。
我々同世代でも、地獄見る人達が増えてくるんだろう。

また、数年後には、若者の雇用熱も静まり、雇用状況も大きく変化しているだろう。


P.S.
弊社も、1年以内に新しい人材を雇用したいと思っている。
理系修士卒で社会人経験3~6年目を地道に待っています。