夏休みが終わり、昨日、今日から仕事開始という方も多いと思います。
私の夏休みは、遠出できないので、関東圏でリフレッシュしつつ、なんだかんだで、半分は、仕事していました。昨日も、業務開始している会社さんも多く、アポも入ったのので、出勤していました。
まぁ、先週は、原料関係の問い合わせが多く入りました。淡々と対応。

OEM案件は、ちょっと落ち着きつつありますね。
すでに、独身の日に向けた商品開発がひと段落したためでしょう。
日本向け案件が、ちょろちょろ入っている程度。まぁ、依頼される商品の傾向は、類似している部分があります。
今日は、その傾向について、ご紹介です。

まず、地味に新商品で配合指定されるケースが増えている成分があります。
タイトルの通り、亜鉛です。

基本的に、単価が安過ぎる原料は、弊社の方針として積極的に流通させないのですが、品質の良さを聞きつけて、既存顧客から弊社に亜鉛酵母の問い合わせもボチボチ入ります。原則、世話になっている受託加工会社さん限定で供給しているのですが、出荷量が伸びています。
あくまで、この原料は、弊社グループOEM用途。
(5kgの最小梱包単位にすることで、中小企業の販売者さんと問屋商社さんからの問い合わせを遠ざけています。1kgの小分けは行いません。)

ちなみに、ビタミンDも、配合するケースが増えていますが、原料の使用量は、たかが知れています。

やっぱり、新型コロナウイルス対策として、免疫力を高めておこうという意識が高まっているのだろう。こういった記事も影響してるのだろう。



まぁ、この素材は、滋養強壮/スタミナ系の素材としても、人気の素材です。

マカ・亜鉛+山芋ジオスゲニン

という商品がベタに売れています。

また、最近は、美容商材の体感素材としても、用途が広がっています。もちろん、妊活サプリなどへの用途も、ここ5年、増えています。

一方、この亜鉛は、使い方が難しいです。
タイトルの通り、他のミネラルとの拮抗です。鉄と銅が特に注意が必要です。



空腹で高用量の鉄サプリメントを亜鉛のサプリメントと同時に摂取すると、亜鉛の吸収が阻害されるかもしれない。

この理由は、ミネラルは、主にDMT1(2価金属トランスポーター)という吸収経路で吸収されるからです。
この経路で吸収できる量が決まっているので、一気にミネラルを摂取しても、吸収しきれないのです。そして、特定のミネラルを多く摂取すると、他のミネラルの吸収を阻害してしまうのです。

クエン酸鉄やピロリン酸鉄を用いて鉄を強化し、亜鉛も同時に摂取すると、拮抗し合ってしまう可能性があるのです。

対策として、DMT1以外の経路から吸収されるフェリチン鉄を用いたり、間隔をあけて摂取する工夫が必要になります。



現在、まめ鉄(エンドウ豆バージョン)では、上記の記事の通り、基本、フェリチン鉄(+内核のコア生体鉄)は、エンドサイトーシスで吸収されますが、抽出工程での変性や消化等でイオン化した鉄も、DMT1で吸収されることが確認されています。
イオン化した鉄は、亜鉛や銅と拮抗してしまいますが、フェリチン構造が保たれている鉄は、拮抗しないでしょう。

まぁ、この吸収面で他ミネラルと拮抗しにくい点は、フェリチン鉄の優位性の1つでもあります。

ちなみに、ヘム鉄も、製法や変性度によって吸収が異なると報告されています。すべてがヘムの構造を保っている訳でなく、一部は、DMT1からも吸収されているのかな?と推測しています。
今、ヒト臨床試験で、新たな特徴も検証中。

鉄の吸収は、難しいです。

この吸収に関する問い合わせは、数多く寄せられています。8割が個人的にも興味を持たれている女性営業マン・担当者さんから。
まめ鉄の問い合わせの特徴。
圧倒的に、女性から。
そして、その対応の度、周辺論文も読むことで、新しい知見を得ることが多いです。
日々、学びです。

さぁ、弊社も半期が終わります。
まめ鉄やジオスゲニン素材(ジオスゲニンCDとジオパワー15)のお陰で、原料事業は、前年売上の約70%を達成しています。
今後も、気合を入れて、売上を伸ばしていきたいです。
ファイトです!