弊社では、OEMページで「注目原料 厳選5素材」を紹介しております。この度、市場の変化に合わせ、約半年ぶりに更新しました。


残念ながら、植物性プロテインやCBDも外れ、新たにピックアップする素材がない・・・。
ちなみに、前回は、2021年9月27日に更新していました。

この更新内容は、このブログ記事の解説も併せて読めば、かなりリアルな市場動向が見えてきます。
今回は、5つの市場に分けて、OEMページのコメントに対する解説をしたいと思います。

1. プロテイン市場
半年前は、ぶっちゃけ、プロテイン原料の高騰で、プロテイン案件が殺到した。意外に、どうにもならないホエイプロテイン案件が多かった。プロテイン原料の高騰により、採算が合わなくなった販売者が製造会社を変えようと数多くのOEM会社に問い合わせしまくったためである。

結局、どうにもならず、かなりのプロテイン商品が淘汰されました。

特にホエイプロテインなどは、乳業メーカーに敵わんですよ・・・。
この一言に尽きる。

今後、プロテイン市場は、ホエイでは中小企業が太刀打ちできなくなっていくでしょう。植物性プロテインの方が隙間がある。
ただし、何らかのニーズに特化しないと、勝ち残れないだろう。

まぁ、原料案件で、まめ鉄を大豆プロテインに配合する案件が多いのも、女性に特化したプロテイン開発が行われているのだろう。

2. ブーム市場:NMNとCBD
明暗を分けているのが本2素材。
弊社でも、NMNは、コンスタントに問い合わせが続いている。ただし、中国市場向けから、日本市場向けへという変化はある。
弊社でも、原料受託バンク内で、日本市場向けの原料選定や商品設計の特設ページを作成するくらい、今さらながら、日本市場(主にクリニック市場)での案件が増えている。



一方、CBDは、弊社が後ろ向きな姿勢であるのも一因だろうが、全く問い合わせが無くなった。市場でも、そんなに商品が増えているとは感じれないし、売れているとも思わない。
ますます、前評判だけで、鳴かず飛ばずの素材になってしまう可能性が高まってきていると思う。

3. 弊社内での動向
山芋ジオスゲニンと大豆由来フェリチン鉄の問い合わせと採用ラッシュが止まらない。

まめ鉄(大豆由来フェリチン鉄)の市場は、ヴィーガン市場に限定されず、盛り上がっているプラントベースフード市場の中に入ってきた。その変化が、問い合わせが増えている要因だろう。
日本には、ヴィーガンは1、2%しかいないが、植物由来の食品を選択的に選ぶ層が徐々に増えている。2022年、最も急成長する市場の1つだと予測されている。



まぁ、まめ鉄は、ゴミ商品案件も多く、お断りするケースも増えている。ぶっちゃけ、商品化が決まったから最低配合量は不問にしてほしいという強引なお願いもあった。でも、前例を作る訳にいかないので、しっかりお断りした。

山芋ジオスゲニンは、包接体より、リーズナブルで製法特許が謳えるジオパワー15の方が圧倒的に案件数が多い。
既存商品も伸びているので、欠品リスクが高まっているので、正直、管理がしんどい・・・。
今までのように400kg単位で仕入れても、あっという間に出荷されてなくなってしまう。

というより、山芋ジオスゲニン案件の成約率が半端じゃない。
高過ぎ!
サンプル出したら、ほぼほぼ決まっていく。
多くが滋養強壮サプリ案件なのだが、一部はリニューアル案件であり、既存商品にクリエイティブのエッジを付けるため、追加配合されているケースも多いのだろう。
安定案件につながると予測されるので、非常にありがたい。

なお、採用する会社さんや成功している会社さんを見ていると、まめ鉄は、通販会社を中心とした中小企業に適していますが、ジオパワー15は、意外に大手企業に適した原料なんだろうなぁと思う。

4. 中国市場
コメントには、記載しませんでしたが、中国案件は、新規案件は減りつつも、既存案件の中でも正規輸出されている商品の供給は、登録が完了し、順調に中国への出荷が進みつつある。安定期に入りつつある。

現状、越境ECより、正規輸出の案件の方が美味しい案件になっていると思う。

また、弊社の場合、採用には至っていないが、香港からの中国語での問い合わせが増えたかな?
まぁ、香港は中国で唯一のGoogle圏だからでしょう。
ちなみに、意外にバルク供給の案件が多い。

5. 日本市場全般
最後に、まとめとして、全体的な流れについて。
コメントにも記載しましたが、2021年8月の薬機法の改正により、広告規制基準強化と共に、機能性表示食品へのニーズが高まっています。

アフィリエイトなどを用いた荒い売り方ができなくなった。ある意味、業界的には、正常化したと思う。

同時に、次の流れとして、機能性表示食品のグレーゾーン広告も増えている。



薬機法では(機能性表示の部分で)白くし、景品表示法では黒く、全体的にグレー。
広告サイドは薬機法でしか課徴金を課されないので、仮に景品表示法で販売会社さんが指導や課徴金制裁を受けても、記事メディアを演出する会社は、NOダメージ。

大手の製薬会社さんでも、こういった販売方法を利用し始めているので、しばらく主流な売り方の1つに定着していくんだろうと予測しています。
あまり良いことではなく、そのうち、景品表示法も改正されて使えなくなる手法だと思いますが・・・。

実際、こういった流れがあるので、弊社でも案件が増えているが、ほとんどの会社は、分析コストや開発時間でドロップしている。機能性表示食品を甘く考え過ぎ!

パッケージ替えでも良いので、2ヶ月ほどでダイエットシーズンまでに機能性表示食品を作りたいという要望も届きましたが、仮にパッケージ替えでも受理されて販売開始されるまで最低5ヶ月くらいかかるので、無理な話です・・・。

まぁ、健康食品サプリメント市場自身が
徐々に 大手さんの市場になりつつあるんだろう・・・。

弊社の場合、原料事業ではプラスに働いていくが、OEM事業ではマイナスに働く市場動向だろう。

今後も成長を続けるためには、市場の流れを読みつつ、この両方のバランスを取りながら、売上を伸ばしていくしかないのだろう。