今、高市政権がスタートし、再び円安が一気に加速した。そして、円安による値上げの波が来ようとしている。

こういった円安は、仕入れ方法にもよるが、影響は、時間差でやってくる。

そして、今回は、あっという間に1ドル10円も円安が進んでいる訳だから、かなり厳しい状況がある。

健康食品サプリメント業界は、かなり輸入率が高い。
糖類なんて、日本で最終加工していても、粗原料は、輸入していることがほとんどだろう。ビタミンCも、ほとんどが輸入である。
かなり輸入に依存している。

また、どこの国もインフレ状況。特に、米国なんて凄まじい。物価上昇と共に、人件費も上がる。必然的に、原価アップのサイクルが生じてくる。

そして、こういった円安による原価アップは、以下のように波及してく。

まず、しばらくは、利益を削って原料メーカーが吸収する。いつまでも耐えきれないので、必ず値上げを行う。

次に、この値上げの吸収は、受託加工会社が利益を削って負担する。値上げ幅が大きければ、すぐに受託加工会社も値上げするのだが、幅が小さければ、薄利でもビジネス継続を行うケースがある。

そして、最後に原価アップの影響を受けるのは、販売者です。販売者も同様、しばらくは、利益を削って対応する。
一方、一般食品は比較的簡単に値上げできるが、健康食品サプリメントは、簡単に値上げできない状況もあったりする。値上げが売上に大きく影響(定期離脱率UP、競合商品への乗り換えなど)を与えてしまう可能性があるからです。

昨今、各販売者で我慢合戦が起こっていたりするので、受託加工会社に圧力をかけたり、受託加工会社を変更して価格維持を検討したりする。だから、なかなか値上げは行われない。

まあ、どこもマネージメント力が問われる。
一気に値上げするか、マメにマメに小さく値上げしていくか。弊社は後者である。

今回の値上げラッシュは、年末あたりから起こってくるだろう。

加えて、まめ鉄なんて、相互関税 の影響もある。



米国では、インドからの大豆に対して50%の関税がかかり、かつ日本のような還付制度がない。
どうやっても値上げせざる負えない。
本日、値上げの通達を行う。

まぁ、既存顧客を守るため、20kg以上の値上げ額は、利益が薄くなっても、最小限に留めるつもりです。今回は、かなり値上げ幅を我慢した。

基本、まめ鉄は、OEM比率が高いが、一定水準の利益率を維持することを指示してあり、その利益率を下回る商品には、3月以降、値上げを行うように指示してある。

ぶっちゃけ、まめ鉄もライフサイクルが成長期後期に入っており、モール系を中心に、価格競争が激しくなってきている。
ついに量販店案件も来るようになり、今後、市場競争の激化は、一気に進むだろう。そもそも、鉄って、リピート率やLTVが高くて儲かるけど、競争がし烈な市場でもある。

輸入大国日本、健康食品サプリメント業界も輸入に依存しているので、ドンドン原価が上がっていくだろう。
加えて、広告費の高騰も止まらないので、販売者さんは、二重苦だろう。
新規参入も減るだろうし、撤退する通販会社も増えてくる。
しんどいなぁ・・・。