昨日、試用期間を終えようとしている社員に対して、仕事の仕方について、いろいろと話した。
特に、彼女は、台湾人なので、日本人以上に業務でコミュニケーションを重要視する必要があると感じたからです。

今は、メール・チャット時代。

メールとチャットだけで、業務を遂行することができる。
コロナ禍において、テレワークが進んだことで、メールとチャットの割合が一気に増えた。

さて、これは、良いことだろうか?

私は、ポイントポイントで、音声コミュニケーションは、不可欠だと考えている。

顧客に対してだけではなく、取引先に対しても、必要だと思う。
特に、パートナー的な取引先に対しては、不可欠だと思う。仮に業務担当の方であったとしても、コミュニケーションなくして、良いパートナーシップは築けないと思う。

私は、以下のようなケースは、必ず電話するようにしている。

・急なお願いをする時
・無理なお願いする時

・大きな発注を出す時
・レスが遅い時
・長文メールした時(特に口頭での説明が必要な時)


顧客と電話することも多いが、取引先と電話することも多い。
例えば「お願いします」「無理言って申し訳ございません」の一言でも、1分以内のショートなコミュニケーションでも有効だと思う。

加えて、大事なやり取りを口頭で行った場合、必ずメールでリマインドしている。結果、ミスやトラブルが減る。
いろいろな人を見ていて、トラブルの多い人は、こういったコミュニケーションを図らない人が多い。

メールやチャットを送ったからと言って、必ず見ているとは限らないし、しっかり読んでいるとも限らない。特に、長文のメール。
それを勝手に、相手が読んでいると判断するのは、自分勝手。
また、相手の事情を考えず、レスが遅いことをメールで催促してもいけない。
相手からも嫌われる。

これは、チャット世代の現代の若者が犯しやすいミスでもある。

結局、コロナ禍において、オンライン会議・商談が無くならずに増えたのは、必要だからだろう。
こういった音声によるコミュニケーションがなくなると、いろいろと弊害を生じてしまうのだろう。

また、私は、テレワーク時、外部でもショートなオンライン会議を心がけているだけでなく、社内間でも、音声コミュニケーションを取るように心がけています。
社内では、電話もしくはChatworkの音声通話(Chatwork Live)を利用しています。Chatwork Liveの時は、



チャットして、今、音声通話できるか?の確認を取ってから、音声通話を開始するようにしている。
こういった確認は、新しいマナーなんだろう。
ここが電話との違いだろう。

世の中は、大きく変化していますが、変化しない部分も多く存在します。
このコミュニケーションが代表例。
特に、都心と地方の差もあり、地方の取引先と仕事する場合、コミュニケーションをしっかり取る必要がある。
まぁ、どんな相手か?を見極める必要がある。
決して、相手からコミュニケーションを取らせるのではなく、相互もしくは自分から積極的にコミュニケーションを取っていくべきだろう。
業務効率化を進め、メールとチャット割合が増えてくると、どうしても起こりやすい問題でもある。
うちの会社も、気を付けていかなければならない。