約20年前の競技空手と大きく異なる点は、多々あるのですが、スウィッチなど動きが増えたことも大きな変化です。

例えば、刻み突きの後スウィッチして極めのように、安全域を作るスウィッチは、攻めやすいポジションも作れているので理にかなっています。
荒賀龍太郎選手がDVDで紹介している技術です。

特に、両方の構えでポイントざ取れる技を持っている選手には有効な技術です。

後の先も変化している。
同じようにスウィッチしながら極める。


崎山(弟)選手の2分くらいでポイントを取った突きです。

スウィッチして刻み突きで極めたように見えるだろうが、実は、逆突きの後の先である。逆突きを出しながらスウィッチして極めているので、刻み突きに見える。
そのため、腰の入り方が力強いのが特徴です。
ポイントはスウィッチ時の腰の回転を突きに乗せること!

こういった足さばきは、スウィッチとも言えるが、歩み足で下がっているとも言えるだろう。
次の攻撃も行いやすく安全域にポジショニングできる。
間が取れるので連続技にも対応しやすいだろう。

突きの後、後頭部を狙った避けにくい裏回し蹴りでフォローすることもできる。

このスウィッチしながらの後の先は、逆のパターン(後拳で払い、前拳で突いてスウィッチしながら極める)も存在し、逆構えの崎山(兄)選手の試合で目にすることが多い。

このスウィッチしながらの極めは、体の構造上、理にかなっている。

例えば、スウィッチしない場合、逆突きなので、当然、腰を逆回転して戻さなければならない。回転に切り返す際、隙間もできやすい。
(腰が悪い人は、逆突きが打てない点からも、逆突きは、腰に負担がかかることは明白だ。)

一方、このスウィッチしながらの極めは、逆突きで突くが、戻しは刻み突きの回転です。加えて、スウィッチすることで腰がスムーズに回転することで、身体的に違和感のある腰の逆回転が生じない。その分、隙も生まれにくい。

ボクシングなどスポーツの体の使い方というか、武道の体の使い方である。
おそらく、和道流の動きだと思う。

この後の先の技は、安全かつポイント獲得率も高いだろう。
やっぱり、先の先を取りながら、後の先も取っていける選手が強いです。
指導する子供達が少しでも勝てるよう、こういった後の先の動きも取り込んでいきたいと思います!