本日、以下のようなページを作成・公開いたしました。コラーゲンやプロテオグリカンの非変性について、コメントされています。



この業界、売れているクリエイティブは、すぐ真似されます。

リナイス社の非変性コラーゲンや非変性プロテオグリカンについても、同様なことが起こり始めています。
根拠もないのに、荒いなぁ・・・って感じです。

まぁ、それは、非変性コラーゲンや非変性プロテオグリカンの定義や条件を明確にしてこなかったためだろう。
反省。

軟骨のドリップ等で溶出されるプロテオグリカンやリナイス社のSCPコンプレックス-LS中のプロテオグリカンは、200~415万ダルトンくらいの非変性プロテオグリカンです。
他社のプロテオグリカンは、42万ダルトン前後や90~140万ダルトンの分子量であり、非変性プロテオグリカンではありません。

非変性コラーゲンは、アテロ化して、電気泳動などで分子量バンドを確認する必要があります。
定量分析まで行う場合は、前処理で、低分子帯を除去してから行うべきでしょう。
まぁ、鮭鼻軟骨由来のコラーゲンは、実は2種類のコラーゲンが分かっているので、抗体を作ってからELISA法で行う方法が利用しくいので、別の方法で定量分析を行う必要があります。

何れにしても、両成分は、硫酸バリウム重量法やアミノ酸分析法だけで、非変性を評価できません。

そこは、注意いただきたいなぁと思います。