先週は、プロテオグリカンの問い合わせが多い一週間でした。
特に、ドリンク案件で。

サントリーウエルネスさんのリフタージュの新CMの影響もあるでしょう。
やっぱり、テレビの影響は大きいです。
藤原美智子さんや松本孝美さんなどを起用して、気合入っているもんなぁ。



弊社でも、ドリンク向けの加工マニュアルをお渡ししているのですが、ドリンクへの加工は難しいです。
我々も、ドリンク加工を想定した試験(活性度の変化)を行っていますが、やっぱり、80℃以上で長く加熱すると分解するので、ドリンク加工しちゃうと多少なりとも活性は落ちてしまうのかな?と思ってしまいます。

やっぱり、プロテオグリカンは、ハードカプセルもしくは錠剤への加工がオススメです。

参考:弊社プロテオグリカン原料サイト

また、いろいろ調べたら、11月6日に資生堂さんがプロテオグリカンのサプリでプレスリリースをされていたので、その影響もあったのかな?と思いました。

機能性表示食品なので、ついつい調べてしまいました。
やっぱり、原材料及び分析に関する情報 を見てみると、定量分析の方法が開示されていない。
また、7月の改正前の3月の受理なので、定性分析(基原の確認)もない。

実際、定量限界の関係上、うちじゃあ定量分析ができない含有量なので、どうやって定量分析を行っているんだろう? ってついつい気になってしまいます。
7月の消費者庁さんの要求は、抜き打ち検査ができるよう分析を第三者機関でも行えるようにしろ!というものなので、開示できないでは通らないと思う。

加えて、最近のロットは、抽出条件が良くなったのか、45万Daだけでなく、110万Daくらいのピークも確認できる。ほんど、どうしているんだろう?と疑問に思っちゃう。

また、変性しているプロテオグリカンは、どうやって基原の確認が行われるんだろう?
非変性のプロテオグリカンでないと、基原の確認は難しいと思う。

我々の申請で、消費者庁さんも、プロテオグリカン原料における分子量の重要性を理解されていると思うので、それなりの回答を用意しないと納得してもらえないだろう。

撤回のリスクはゼロではないと思う。

そういった時の補償問題って、どうなるんだろう?
盛り上がってくるのは、非常にありがたいことなのだが、いろいろなことを考えてしまう。
いろいろ噂も飛び交っているしなぁ。

このプロテオグリカンって素材は、ほんと、難しい素材だと思います。
我々は、決して無理はせず、地道にできることをやっていくだけです。