クリニックなどでは、メガビタミン&ミネラルのサプリが良く売られており、売れ筋商品です。また、個人輸入でも、海外からそういった商品を購入することが可能です。

さて、タイトルにもあるように、こういったメガビタミン・ミネラル商品は、安全なのか?また、本当に効くのでしょうか?

答え:長い流通実績のある商品あれば、問題ないでしょう。ただし、他のサプリとの併用には要注意。

水溶性のビタミンは、過剰摂取のリスクは低いです。一方、脂溶性ビタミンとミネラルは、過剰摂取リスクがあります。特に、セレンやクロムなどの微量ミネラルは、薬効量と上限量が近いので、注意が必要です。あと、葉酸に関しては、妊婦さんが過剰に摂取すると、赤ちゃんの小児喘息のリスクが上がるという報告もあります。
いろいろなサプリを利用している人は、他のサプリでも摂取してしまうと、上限量を超えてしまう可能性もあります。注意しましょう。

効果については、個人差はあれど、それなりに効果はあります。
ビタミンや一部のミネラルは、医薬品にも利用されていますから、当然です。
一方、医薬品のビタミン剤と比べると、目的とする薬効や成分によっては、医薬品の方が優れています。その最たる例がビタミンB1です。医薬品に使用されるビタミンB1誘導体(有名なのは武田のフルスルチアミン)などは、吸収も良く優れています。
ちなみに、ビタミンB1誘導体のビスベンチアミンとビタミンB2誘導体は、サプリでも使えます。

ただし、ビタミンとミネラルが同時にバランス良く配合されている商品は、サプリにしかないので、そこにサプリを利用する意味があるだと考えています。バランスにもノウハウがあるはずです。
(ミネラルは、必ずしも医薬品が優れているとは言い切れないと、私は考えています。最たる例が鉄であり、サプリの方が良い場合もあります。)

まぁ、プロに近いようなベビーユーザーは、医薬品のビタミン剤を飲みつつ、サプリで一部のビタミン(例えばビタミンC)とミネラルを摂取するという人もいらっしゃるでしょう。

こういった商品の価格は、量販店や大手通販会社さんより高いです。私は、友人知人から、どうして量販店や大手通販会社さんのビタミン・ミネラルの安いの?と質問されます。

それは、販売モデルの違いに理由があります。

量販店や大手通販会社さんの商品は、客寄せであり、原価率も高いです。私の知る限り、某社さんでは、恐ろしいくらい大きなロットで生産していても、原価率55%以上だったりします。
参考:成熟期における適正原価率の変化と設定基準
クリニック流通などを行おうとすると、客寄せ商品ではないですから、この原価率では成り立ちません。まぁ、医師の処方量が入っていると考えるしありません。

ちなみに、品質に関しては、大手さんの商品、特に製薬系の会社さんは、厳しい品質管理を製造工場や原料メーカーに課し、加速試験などを行った上で含有量表示していますので、問題ありません。
なので、ビタミン・ミネラルの市場って、中小企業は、あまり手を出すべきではないんです。

やっぱり、効果がある成分ほど、過剰症などにも注意する必要があります。体に良いものも、摂り過ぎると毒になりえますからね。
注意してくださいね!