実は・・・先月、まめ鉄の供給条件を再び変更しました。



変更したくて変更して訳ではなく、条件を追加せざる負えない状況が生じてくるから変更を余儀なくされています。

優良誤認を演出する受託加工会社さんも存在し、騙してでも優良誤認で儲ければ良いという販売者さんも後を絶たない。
優良誤認をとやかく言われたくないから、申請書/承諾書を提出してこない会社も少なくない。
先日なんて、申請書/承諾書を偽ってきた販売者まで出てきた。

どんなトラブルか起こったかは、供給条件に軽く紹介してあるし、どうして優良誤認が起こりやすいかは、上記の案内にコメントしてある。

トラブルが起こるケースは、いくつかの条件が存在する。
今後、新たな優良誤認を行ってくるのであれば、特定の条件を満たす供給ルートの価格を上げようと思う。

また、基本的に、優良誤認トラブルを起こす案件は、まめ鉄を最低量でしか配合していないことが大多数を占めており、発注量も大したことがない。
今後、ボリュームディスカウント率も見直す必要があると思っている。

何れにしても、本原料は、値上げすることを避けれない状況がある。

なお、本原料の物量は、OEM顧客の成長が凄まじく、来期は、さらに供給量が増えるだろ。
原料供給の割合も、70%:OEM顧客、12%:受託加工会社、10%:販売者、8%:その他となっている。受託加工会社も販売者も、商社・問屋経由ではなく、直供給。

やっぱり、年間1トン以上の原料を消費する顧客とたった数kgしか買わない顧客では、重要度が全く異なる。
そりゃあ、どんなビジネスでもそうなる。

基本、本原料は、ベースサプリのカテゴリーなので、原料の使用量も多い。弊社OEMだと、1生産あたり50~120kg使用するケースがほとんど。

一方、弊社は業界紙にも一切広告を出さないので、本原料が売れていないと勘違いしている人達も少なくない。上から目線で対応されることも多く、非常にめんどくさい。
いい加減にしてほしいと思うことが多々ある。

正直、年間たった60kgで、原料供給が大丈夫か?供給可能な根拠を出してくれという問い合わせは、非常に失礼だと思う。

これって、すべて虚像な業界紙の利用を全く行わず、プッシュ型営業も全く行わないという弊社の営業方針/営業戦略が原因しているのだが・・・
失礼な態度を示す会社さんの多くは、未だ業界紙をネタ源として営業していて、かつ未だアナログな営業を行っている。

住んでいる世界が異なるというか・・・

これが健康食品サプリメント製造業界で勝ち負けが二極化している理由なんだろう。

最後に、上記のようなことが起こる一番の原因は、勝手に決められている販売者>受託加工会社>商社・問屋>原料会社という健康食品サプリメント業界の序列です。

元大手販売会社の人間が原料メーカーに対して昔と同じ態度を取っていたり、入社したての人間が普通に上から目線で対応してくることも多々ある。
しかも、弊社の仕入れの方が多いのに・・・というケースもある。

自分達が偉いんだという見下す気持ちがあるから、ゴネれば何とかなるという対応を行ってくる。

うちのOEM営業は、全員業界未経験者なので、この序列を反映した対応を行わない。というか、そういった見下す文化がない。

ちなみに、弊社に私以外の原料営業担当が存在しない理由は、その社員は、どうしても顧客にへこへこせざる負えないからだろう。ゴルフや飲み会を半強要される可能性もあり、そういった社員を作りたくないから、今のところ、弊社は、原料営業専任の人材を雇用する気はない。

何れにしても、誰が偉いとか考えながら仕事することは、非常にくだらないことだと思う。
私は、相手が若くても、逆に大手の重役でも、態度を変えることはあまりない。弊社の方針は「選んでもらい、満足してもらえること」であり、自分が提供するサービス・原料製品に対して自信があるからだろう。