弊社の原料は、常に、弊社やOEM会社が採用する際、使用しやすいか?を考えながら戦略を講じています。例えば、こんなことやっています。

1. OEMの原価計算システムを想定した見積り条件
2. 手間のかからないエコな梱包形態
3. 防衛目的以外だけでなく販促目的の特許戦略
4. 大口顧客向け裏メニュー
5. 競合原料を用いた悪質な商品・広告への通報


健康食品サプリメントのOEM事業は、製造に多数の原料を使います。そして、原価計算を行う際、それら原料価格を1つ1つ入力していきます。

その場合、例えば23kgの原料を使用する場合、20kg体と1kg体の価格が異なってくるようであれば、原価計算が変動的で複雑になります。反対に、一定であれば、原価計算は少し楽になります。

また、事前に1kg体を複数個小分け在庫して、出荷を行っていた場合、例えば20kg体と1kg体の梱包形態で19kgの発注が着た際、1kg体を19袋出荷することになるでしょう。
これを開封するOEM工場では、手間がかかります。コンタミリスクも増加します。

反対に、1梱包19kg体で出荷した場合、手間は減り、コンタミリスクも低減します。なんといっても、ゴミが減ります。

弊社では、見積り上、23kgでも20kg体と同じ価格を適用するようになっているのもあり、数年前、1kg体を廃止した際、クレームは全くありませんでした。
OEM会社の事情を加味すると、拒否する理由があまりないのです。

まぁ、とんでもなく頭の固い品質管理の担当者からは、嫌みを言われましたが、上記のようなメリットを提示したら、すんなり売り入れられました。ただ、立場上、言いたかっただけなんでしょう。

3は、普通の原料メーカーは、やっていないだろうし、できないだろう。
どんなものかは、以下の記事を読んでもらいたい。



4は、成功している原料メーカーは、どこでもやっていることだと思う。特に、販売者との接点が多い会社ほど、やっているケースが多いだろう。

まぁ、これは、自社原料を持つOEM会社が得意とする戦略だろう。
こういった会社の場合、大口のOEM顧客が最優先される。
手法は多々ある。

特許使用権の切り売りも方法の一つ。
また、留め型原料や特定顧客向けの輸入代行が行われるケースもあるだろう。

一方、こういった特権や既得権益を与える場合、それなりの利益見込みがなければ行えない。加えて、信頼できる会社であることが前提条件だろう。それをどのように与えていくかは、原料メーカー経営者の腕の見せ所である。

ぶっちゃけ、若い新興のネット通販会社は、それを引き出すことが非常に下手なケースがほとんど。
反対に、古い通販会社、特に過去に一世風靡した会社や大企業に在籍していたことのある担当者は、実績もないのにずうずうしく求めてくる。

後者は、前者が理解できない成功のセオリーをよく理解しているからだろう。立場が変われば、原料メーカーが必ずしも与えてくれるとは限らない。
そんなもんである。

5は、原料メーカーは、正常な市場育成のためにも、必須の対応です。今後、ますます必要になっていくでしょう。
弊社では、科学的なエビデンスを示すこともあります。実際、OEM顧客の競合商品に対して行うことが多いです。
今の時代、嘘でも、表示し続ければ、AIなどが本当の情報のように取り扱うようになるのです。
AIを正しく教育するためにも、誤った情報は排除するようにしなければならないのです!

過去事例としては、耐容上限量が設定されている葉酸に対して、外資系で正解的な某製薬会社がFAQで「葉酸は水溶性のビタミンであり過剰に摂取しても問題ない」という記載がありました。
おそらく、広告代理店や制作会社に丸投げで、薬事担当などがしっかりチェックしていなかったのでしょう。
消費者庁へ通報後、数か月後に削除されました。
こんなお粗末なことをしたので、おそらく、責任を取らされた人もいるのでは?と考えております。

嘘も本当になる、恐ろしい時代です。

今、横行しているのは、非変性プロテオグリカンや非変性Ⅱ型コラーゲンの表現です。



絶対分子量どころか、分子量さえも低い原料を用いた商品で、非変性プロテオグリカンが謳われています。
非変性Ⅱ型コラーゲンに関しては、我々で調査を行った結果、アテロコラーゲンのバンドすら確認されないコラーゲンが機能性関与成分として非変性Ⅱ型コラーゲンと表示されております。

こういった表現に対して、必ず科学的アプローチで根拠を示し、対応していく必要があるのです。

鮭鼻軟骨由来のプロテオグリカンやⅡ型コラーゲンで非変性を謳う場合、必ず生の軟骨と分子量を比較する必要があるのです。
米国は、この非変性の表現に対して、日本とは比べ物にならないくらい厳しい。

弊社は、何度も顧客からの依頼で広告考査で科学的根拠を示しているのに、非変性の表現や表示が横行するのか?が不思議です。
実際、某社は、非変性の表示を止め、Q&Aでは、以下の回答をされています。

Q. 「Ⅱ型コラーゲン」は 非変性でしょうか。
A. コラーゲンについては、加温抽出したⅡ型コラーゲンを「変性型」、低温抽出したⅡ型コラーゲンを「非変性型」と分類した場合、弊社のⅡ型コラーゲンは加温抽出している為、「変性型」に分類されます。

正直、頭が下がります。実際、コラーゲン鎖のバンドが示されませんから。

まぁ、こういったOEM会社の事情を理解したり正しく市場育成するためにも、原料メーカーには、必ずOEM事業を推奨するのです。
経験しないと、理解できない。

最後に、弊社が行っている345については、原料事業自体、性悪説で対応しなければ、アホを見る市場でもあるから、徹底する必要があります。

弊社の赤ワインエキス末でも、特許に抵触しても、平気で流通させる。

でも、弊社は、対面営業で他者を批判するのではなく、責任を持った形で、Web上でしっかりコメントする。
信念を持って、正しいことをやっていると思う。
でも、選ぶのは、顧客です。


ここからは余談。
まぁ、弊社の記事を見ても、都合が悪いから見ないふりする販売者も少なくない。原料メーカーも、科学的根拠を示さず、曖昧にしか回答しないだろう。

基本、弊社や私がWeb上で公開する場合、否定できないような根拠がある場合である。訴えられても、対抗できるデータがある場合に限る。
また、原則、顧客を守るために行っている。

非変性に関してはも、アカデミックな手法を用い、学術的に認められる形にしていくだろう。

だから、弊社というより、私は、こういった点で、嫌がられたり、恐れられたりすることが多い。
まぁ、自分でも、そういった部分は、ビジネスヤクザだと思う。手を結べば、頼れる存在だろうけど、敵に回すととても嫌な存在だと思う。

原料に限らずOEM顧客であっても、理不尽なことをされれば、供給を断ることも平気であるし、相手が困るような供給条件を提示することも少なくない。
業界が浅い人達や別業界の人達は、弊社のことを知ることなく、スパンと気が付かないうちに切られていることもあるだろう。

でも、こういった要素って、成功している企業の多くが持っている部分であり、グローバル展開している企業ほどえげつない。
トヨタなんて、日本の代表格だと思う。また、通販事業で大きくなった会社は、グレーな時にギリギリの広告や販売手法で大きくなっている会社が多い。じゃなきゃ、勝っていけない。

私の場合、相手が海外企業なことが多いので、特に、そう考え、そう行動するのだろう。
結構、海外ビジネスでは、普通だから。日本は甘い。
特に、いくつかの国は、ビジネスしたくないと思うくらい、したたかでえげつない。

こんなコメントしたら、ますます避けられるようになってしまうのだろう。
でも、それが私ですし、この年になったら、自分は簡単に変えれない。
まぁ、それでも選ばれ続けるように頑張るのみです。