記事タイトルの原発処理水の海洋放出の影響は、かなり顕著に出始めている。もちろん、中国案件を中心に。
海産物系の素材は、海洋放出前に製造された原料であっても、通関が止まってしまう状況が生じています。
弊社だと、フィッシュコラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンやサメおようびサケコンドロイチンなどで、問題が生じています。
おそらく、魚油やスクワレンでも、同様な問題が生じているだろう。
何れにしても、この動きは、中国政府の内製化政策の一環で行われている。
自国も大量に排出しているし、欧米が桁違いに排出しているのを知っているんだから、安全であることも認識している。
今回の事例からもわかるように、国民を容易に操作する中国って、やっぱり、リスク高いなぁと思う。
今回のクレーム電話攻撃も、政府が半分主導しているようなもので、こういった国民感情捏造を演出した敵国への攻撃が容易にできることが証明された。
この攻撃に対して、ワシントンポストでは、以下のように表現している。
「反日感情の激化と国営メディアによる慎重な管理は、消費者を動員し、その巨大な市場を利用して他国の気に入らない行動を懲らしめるという中国政府の長年の取り組みと一致している。」
今後の最悪なシナリオ。それは、日本商品の不買運動が活発化させられ、日本の商品が全く中国で売れない状況だろう。内需に集中させたい中国政府が望んでいる流れでもある。
今もう一度、カントリーリスク(チャイナリスク)というものを検証し、中国への依存度を見直す時期に来ているのかもしれない。
最後に、今回の海洋放出に伴う日本製品排除の事例を見ていると、やっぱり、今、中国という国は、かなり綻びが生じ始めているのかもしれない。
急に成長すると、必ず歪も生じます。
一方、この中国の状況は、他人事ではなく、世界同時不況の引き金にもなりうり、世界中で混乱が生じる可能性がゼロではありません。
いや、起こる可能性が高まっている。
結局、中国に限らず日本も、成長戦略ばかりを掲げるけど、世界の器ってサイズが決まっていて、どこかが成長しようとすると、どこかに歪が生じてしまう。
まぁ、途上国ほど、その歪の影響を受けやすく、何らかの犠牲が生じる。
日本もSDGsを掲げているけど、世界全体で見れば、成長中の国からすると迷惑でしかないと思う(カーボンニュートラルの動きも、産油国に喧嘩を売っているようなもの)。
中国も、成長から持続へと転換する時期に来ているのだと思うけど、どのようにソフトランディングするのかを注目していく必要があると思う。
転換が失敗して弾けたら、先述のような世界同時不況が確実に訪れるだろう。
ここから5年、今までにない変化が起こる可能性がある。
いろいろ備えつつ、注意していく必要があるだろう。
P.S.
あまり過激なコメントをし過ぎると、中国を訪れた時、拘束されてしまうかもしれないから、内容はほどほどにしておく必要がある。
あと、みなさま、通関が通らないように様々な工夫をなさっています。
何とか乗り切っていただければと思います。
海産物系の素材は、海洋放出前に製造された原料であっても、通関が止まってしまう状況が生じています。
弊社だと、フィッシュコラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンやサメおようびサケコンドロイチンなどで、問題が生じています。
おそらく、魚油やスクワレンでも、同様な問題が生じているだろう。
何れにしても、この動きは、中国政府の内製化政策の一環で行われている。
自国も大量に排出しているし、欧米が桁違いに排出しているのを知っているんだから、安全であることも認識している。
今回の事例からもわかるように、国民を容易に操作する中国って、やっぱり、リスク高いなぁと思う。
今回のクレーム電話攻撃も、政府が半分主導しているようなもので、こういった国民感情捏造を演出した敵国への攻撃が容易にできることが証明された。
この攻撃に対して、ワシントンポストでは、以下のように表現している。
「反日感情の激化と国営メディアによる慎重な管理は、消費者を動員し、その巨大な市場を利用して他国の気に入らない行動を懲らしめるという中国政府の長年の取り組みと一致している。」
今後の最悪なシナリオ。それは、日本商品の不買運動が活発化させられ、日本の商品が全く中国で売れない状況だろう。内需に集中させたい中国政府が望んでいる流れでもある。
今もう一度、カントリーリスク(チャイナリスク)というものを検証し、中国への依存度を見直す時期に来ているのかもしれない。
最後に、今回の海洋放出に伴う日本製品排除の事例を見ていると、やっぱり、今、中国という国は、かなり綻びが生じ始めているのかもしれない。
急に成長すると、必ず歪も生じます。
一方、この中国の状況は、他人事ではなく、世界同時不況の引き金にもなりうり、世界中で混乱が生じる可能性がゼロではありません。
いや、起こる可能性が高まっている。
結局、中国に限らず日本も、成長戦略ばかりを掲げるけど、世界の器ってサイズが決まっていて、どこかが成長しようとすると、どこかに歪が生じてしまう。
まぁ、途上国ほど、その歪の影響を受けやすく、何らかの犠牲が生じる。
日本もSDGsを掲げているけど、世界全体で見れば、成長中の国からすると迷惑でしかないと思う(カーボンニュートラルの動きも、産油国に喧嘩を売っているようなもの)。
中国も、成長から持続へと転換する時期に来ているのだと思うけど、どのようにソフトランディングするのかを注目していく必要があると思う。
転換が失敗して弾けたら、先述のような世界同時不況が確実に訪れるだろう。
ここから5年、今までにない変化が起こる可能性がある。
いろいろ備えつつ、注意していく必要があるだろう。
P.S.
あまり過激なコメントをし過ぎると、中国を訪れた時、拘束されてしまうかもしれないから、内容はほどほどにしておく必要がある。
あと、みなさま、通関が通らないように様々な工夫をなさっています。
何とか乗り切っていただければと思います。