最近、たまたまよく知る会社さんの転職クチコミサイトを閲覧する機会がありました。
今回は、そこで感じたことを記事にしてみました。

以前に見た時は、平均年収が350万円強で、たしか「社長しか儲からん」というコメントがされていた。まぁ、そういった会社だよなぁって思っていた。
以前にも紹介したが、正に、企業のデジタルタトゥー。



一方、2月の頭に見た時は、平均年収も上がり、社長をディスったコメントも削除されていた。

率直な感想。
情報をいじったな・・・。

会社の体質を考えると、退社後のコメントも制限するような契約でも結ばせたかな・・・。ここは、社会的な見え方が命な会社なので。

近年、会社のクチコミは、求人等では非常に重要な役割を果たしています。
うちの場合、困ったことに、社員があまり辞めることないから、クチコミもない・・・。

こういった時代、クチコミサイトの中には、悪いクチコミを有料で消すサービス/オプションも現れてきている。
また、退社する社員に対して、退職金上乗せで、良いクチコミを書かせているケースもある。

まぁ、これだけクチコミが重要視される時代になっていることを考えると、コストを投じてでもクチコミを良くした方が良いのだろう。

ほんと、情報に踊らされやすい時代!

ただし、社長の昭和な贅沢っぷり豪遊っぷりは、変わらない。SNSでも紹介されている。
また、その子供達も凄い・・・。
まぁ、おままごとのような会社経営しているのが笑えるが・・・。でも、下で働く人達のことを考えると、働く意欲がわかんだろう。

要するに、実際は、何も変わっていない。
人の会社のことは批判する気はない。

また、ここからもわかるだろう。
会社の体質を調べる場合、クチコミサイトだけを信じてはいけない。

過去、私は、会社の体質を知るため、社員の生の声をよく聞いた。それは、大事だと思う。
SNS時代、可能なら、社員のSNSアカウントをフォローして、情報を得るのも一手だろ。でも、なかなかつながれにくいから、手っ取り早く、ひとまず、社長のSNSをフォローするから始めるのが良いのだろう。
ただし、SNSが会社に管理されている場合、リアルな情報は、得にくいだろう。理想は、裏垢のフォローだが、それもなかなか難しいww

まぁなんだかんだで、その会社の実際を表している数字は、離職率だろう。
新卒者の生存率(3年生存率)は、もっとリアルだろう。

求人への応募って、会社調査の際、上記のようなこともチェックすべきなのだろうけど、ほとんどの求職者は、会社のことすら知らない。
こういった求職者は、見かけだけの会社に騙されるだろうし、良い会社にも出会いにくいだろう。

実は、弊社の求人募集における再チェックポイントは、この点だったりする。

学力ではない、学歴っでも測れない、本質を見抜くスキルやリアルな熱意を評価している。

簡単なようで、難しいのかなぁと思うこともある。
弊社の採用がなかなか行われない理由である。

何だかんだで、私は、30歳から人事業務を行っている。多くの友人達の転職の相談も受けている。

高学歴で頭が良くても、仕事できない人は山ほどいる。
自分がなく、顧客の言いなりで顧客を上手くコントロールできない者もいる。上司に対いても然り。
視野狭く、情報に踊らされやすく、騙されたり、誤った判断を行ってしまう者もいる。
自分自身の評価が高過ぎて、理想論だけで現実と乖離し過ぎている者もいる。
不平不満だけで、やることやらない人達も少なくない。

長年の経験から、定めた評価基準なのだが、正しいかはわからない。

何れにしても、人手不足により、会社は、常に評価される時代になっていく。
そこで選ばれる会社になっていけるよう努力していきたい。