NMNサプリメントの案件は、ピーク時に比べて、かなり落ちましたが、今でも定期的に問い合わせが届きます。
大半は、品質よりコストだけ会社。
一方、NMN原料の売り込みも、度々、中国から直接届きます。
その原料の価格を見ても、市場が成熟期に入りつつあることがわかります。コエンザイムQ10の成熟期と同じで、原料の価格破壊が起こり始めます。

上記のオファーのNMN原料の価格なんて、FOBか?C&Fか?などの条件はわからんがUSD377/kg・・・
諸経費と関税を加えて、1ドル130円計算だと57000円(税抜)程度。
まぁ、品質はどんなもんかわからんが、かなり価格が崩れていることがわかる。
実際、輸入商社は、ここまで安くないかもしれないけど、近いコストで仕入れており、製造メーカーは、製造原価がもっと安いことがわかる。
なので、ここ半年で増えているのは、中国でNMN原料を仕入れて原料支給で製造しようとされるケースです。
そりゃぁ安く作れるかもしれないけど、基本、日本法人が持たないので、いろいろ面倒なのだが、それ以前に、NMN原料をどこが輸入者となって通関を通すか?の問題が生じる。
どんな品質のNMN原料が届くかもわからず、輸入者マージンや関税、諸経費などを何も考慮していないケースがほとんど。
上記の57000円の原料も、管理コスト(国内での定量分析代を含む)、輸入者責任や輸入者マージンを考えると、80000円くらい取らないと、正直、合わないと思う。受注発注だけなら良いけど、常時在庫を持つなら、在庫リスク分も更に価格へ上乗せする必要もある。
まぁ、この価格は、現時点で最安の原料価格に近づいてきているのがわかる。弊社も、コストばかり求められるので、徐々に採用されるケースが増えてきている。
さらに、そのような原料支給のケースに限って、製造メーカーや製造方法(製造工程表)が開示されない。
厚生労働省から製造メーカー毎に輸入を許可が検疫に支持されているようなので、メーカーが開示されないと、通関が通らない。
最悪、勝手に無償サンプルとして、原料を送り付けてくる可能性もある。量が少なければ、簡易通関で検疫を通らずに到着してしまう。
到着した会社が強制的に、輸入者になってしまう・・・。
輸入者は、脱税で、追加徴税を取られかねない(詳細は以下のページ)。最悪なケース。
もし仮に、国内で販売され、健康被害が起こってしまったら、目も当てれない。
必然的に、その責任は、輸入者にも回ってくるだろう。
何れにしても、今後、他の原料は高騰しているのに、このNMN原料は、ますます価格が落ちるだろう。
実は、コエンザイムQ10の事例も踏まえ、300ドル/kg前後まで落ちる可能性もあると考えている。
だって、過去、米国でコエンザイム10が最も安かった時、中国原料は230ドル/kg、日本原料は350ドル/kgって時もありましたから・・・。
まぁ、日本メーカーが撤退したら、中国メーカーは350ドル/kg近くまで値段を吊り上げましたが・・・。
でも、こういった価格合戦って、ほんと不毛な戦いなので、誰も得しない。
NMN原料に関しては、最終的に、こういった価格合戦になることを予測していたので、弊社は、最初から原料流通を行うつもりがなかった。
さて、NMN市場は、今度どうなるか?わからないが、市場規模は落ちても安定市場へと向かっていくだろう。
そして、もうそろそろ、大手サプリメント企業が参入し始めてくるだろう。
場合によっては、どこも太刀打ちできない価格の商品が投入されてくる可能性もある。それまでが我々がNMNビジネスに関われる時期なのかもしれない。
今から参入する顧客も、この状況を加味し、ギアを上げて商品開発を行っていく必要がある。
今、我々は、何れにしても、刈り取れる時に、ビジネスを刈り取れるだけ刈り取るだけだ!
もうしばらく、頑張っていこう!
大半は、品質よりコストだけ会社。
一方、NMN原料の売り込みも、度々、中国から直接届きます。
その原料の価格を見ても、市場が成熟期に入りつつあることがわかります。コエンザイムQ10の成熟期と同じで、原料の価格破壊が起こり始めます。

上記のオファーのNMN原料の価格なんて、FOBか?C&Fか?などの条件はわからんがUSD377/kg・・・
諸経費と関税を加えて、1ドル130円計算だと57000円(税抜)程度。
まぁ、品質はどんなもんかわからんが、かなり価格が崩れていることがわかる。
実際、輸入商社は、ここまで安くないかもしれないけど、近いコストで仕入れており、製造メーカーは、製造原価がもっと安いことがわかる。
なので、ここ半年で増えているのは、中国でNMN原料を仕入れて原料支給で製造しようとされるケースです。
そりゃぁ安く作れるかもしれないけど、基本、日本法人が持たないので、いろいろ面倒なのだが、それ以前に、NMN原料をどこが輸入者となって通関を通すか?の問題が生じる。
どんな品質のNMN原料が届くかもわからず、輸入者マージンや関税、諸経費などを何も考慮していないケースがほとんど。
上記の57000円の原料も、管理コスト(国内での定量分析代を含む)、輸入者責任や輸入者マージンを考えると、80000円くらい取らないと、正直、合わないと思う。受注発注だけなら良いけど、常時在庫を持つなら、在庫リスク分も更に価格へ上乗せする必要もある。
まぁ、この価格は、現時点で最安の原料価格に近づいてきているのがわかる。弊社も、コストばかり求められるので、徐々に採用されるケースが増えてきている。
さらに、そのような原料支給のケースに限って、製造メーカーや製造方法(製造工程表)が開示されない。
厚生労働省から製造メーカー毎に輸入を許可が検疫に支持されているようなので、メーカーが開示されないと、通関が通らない。
最悪、勝手に無償サンプルとして、原料を送り付けてくる可能性もある。量が少なければ、簡易通関で検疫を通らずに到着してしまう。
到着した会社が強制的に、輸入者になってしまう・・・。
輸入者は、脱税で、追加徴税を取られかねない(詳細は以下のページ)。最悪なケース。
もし仮に、国内で販売され、健康被害が起こってしまったら、目も当てれない。
必然的に、その責任は、輸入者にも回ってくるだろう。
何れにしても、今後、他の原料は高騰しているのに、このNMN原料は、ますます価格が落ちるだろう。
実は、コエンザイムQ10の事例も踏まえ、300ドル/kg前後まで落ちる可能性もあると考えている。
だって、過去、米国でコエンザイム10が最も安かった時、中国原料は230ドル/kg、日本原料は350ドル/kgって時もありましたから・・・。
まぁ、日本メーカーが撤退したら、中国メーカーは350ドル/kg近くまで値段を吊り上げましたが・・・。
でも、こういった価格合戦って、ほんと不毛な戦いなので、誰も得しない。
NMN原料に関しては、最終的に、こういった価格合戦になることを予測していたので、弊社は、最初から原料流通を行うつもりがなかった。
さて、NMN市場は、今度どうなるか?わからないが、市場規模は落ちても安定市場へと向かっていくだろう。
そして、もうそろそろ、大手サプリメント企業が参入し始めてくるだろう。
場合によっては、どこも太刀打ちできない価格の商品が投入されてくる可能性もある。それまでが我々がNMNビジネスに関われる時期なのかもしれない。
今から参入する顧客も、この状況を加味し、ギアを上げて商品開発を行っていく必要がある。
今、我々は、何れにしても、刈り取れる時に、ビジネスを刈り取れるだけ刈り取るだけだ!
もうしばらく、頑張っていこう!