弊社では、未だコンスタントにNMNサプリメント案件が届きます。
そして、最近、ターゲット商品になるのは、以下の商品。



9000mg/商品の配合量で
NMN吸収総量として54000mg相当/商品
を謳う商品


54000の数字は、ぶっちゃけ、配合量が54000ngでもかけちゃうし、単位がないから、数字は何の意味もなく飾りでしかない。
この数字は、パッケージ表示上、グレーだが問題ないだろう。むしろ、Sirtuinは、英語でも長寿遺伝子を指すので、薬機法に引っかかる可能性はゼロではないだろう。

問題は、相当としているクリエイティブだろう。
また、私が受けた行政からのご教授から判断すると、腸溶性もダメだが、舌下吸収はもっとダメで、完全に医薬品の領域の表現として判断されるだろう。
まぁ、他にも、景品表示法や薬機法に抵触するようなクリエイティブが多く含まれるので、今後、消費者庁の指導を受ける可能性もあるだろう。最悪、課徴金命令まで。
競合がほっておかないだろうから景品表示法違反被疑情報提供フォームで通報され、審議されるだろう。

実際、弊社のジオスゲニンCDでも同様な吸収率を加味したクリエイティブ表現が行われ始めている。ただし、クローズドの販路でのみであり、オープンな販路では行われていない。

一方、このNMN商品との違いは、データが公開され、信用度が伴っているか?という点です。このNMN商品のクリエイティブでは「第三者機関での研究結果」となっており、試験の詳細が公開されている訳ではない。また、学会等で発表されている訳でもない。
ジオスゲニンCDの場合、城西大学の博士論文として公開されているだけでなく、原料製品でも確認試験が実施されている。

ぶっちゃけ、この信用度の差って、どこまで景品表示法(優良誤認)等に影響を与えるかは、ブラックボックスであるが、それなりの差は、あると思う。

また、同様なケースとして、サントリーさんの「超ウコン」の3倍吸収も参考になる。



3倍吸収の注釈には、以下のような注釈が付いている。

摂取後4時間までのクルクミンの吸収量を比較。(第86回 日本薬理学会年会、日本農芸化学会2013年度大会、日本薬学会第133年会にて発表)


信用度という点は、それなりに満たしているのだろう。
加えて、3倍の吸収率は謳っていても、クルクミンの配合量に3倍をかけて、90mgと謳っている訳ではない。

ちなみに、吸収量って、摂取量によっても変わってくる可能性がある。
3倍量摂取しても3倍量吸収されるとは限らず、たくさん摂った場合、吸収率が落ちてしてしまうケースが多々あるからです。

こういった吸収率を謳う場合、サントリーさんのように、摂取量を明確にし、摂取からどれくらい経過後の吸収量であるかまで明確にする必要があるのだろう。

この商品は、どのくらい売れているかわからない。でも、これだけ目立ってターゲット商品にもされると、今後、潰しにもかかられるだろう。
最も望ましい対抗策のは、この販売会社さんが、本最終商品でのヒト臨床試験などを実施し、吸収性の差による有効性の差を示すことだろう。
まぁ、そこまで研究開発費を投じれるか?にかかっているだろう。

NMNサプリメント開発競争も、もう終盤戦。
我々は、我々でできることを淡々と行っていくだけです。