今、急な人の変化と共に、人事の世界も大きく変わってきている。会社って、いろいろな世代やいろいろな人間が集まって仕事するので、世代間のギャップによるトラブルが起こりやすい。

我々団塊ジュニア世代って、有無を言わさずして団塊世代の古い教育をもろに受けてきているので、体罰やパワハラなどにも耐えてきている世代であり、かつ、この転換期にちょうど管理職世代。

人事担当でもある私は、こういった変化の波にもまれています。
いよいよ弊社も、ゆとり世代やZ世代と働くことを避けれない時期に来ています。変化に順応するか、老齢化するかの二択。

そして、最近、ゆとり世代やZ世代との働き方について、以下の記事を読みました。



ほんと、そんな世代だと思う。
石田先生の本書籍がベストセラー化する理由でもあるのだろう。



マイクロマネージメントや怒鳴るなんて、もっての外。
態度・圧力だけでも、パワハラ認定される時代。
間違っていても、真っ向から否定してもいけない。

現代の上司は、押し付けるのではなく、褒めて自発的に学ぶことを誘導しなければならい。

同様なことが空手指導の現場でも、如実に表れている。

怒鳴っても、言うことを聞かない。むしろ、怒鳴ると拒絶もしくは反発する子の方が多い。
褒めないと、モチベーションが上がらない。
なるべく、自分達でメニューを組ませることが理想。

楽しい練習を中心に据え、反復の練習もなるべく避けなければならない。
また、みんなの前で、怒鳴って個別に注意してはいけない。ダメな例を示して、自分でダメなところを認識させなければならない。
まぁ、小学生の指導の場合、練習後、ご両親に頑張ったことを褒めてもらえるようにすることが一番大事だったりするのだろう。

だから、組手のアップにラダーを組み込んだり、コーディネーショントレーニングで体をほぐしたりと、楽しんで稽古してもらえるような工夫をしています。



今の時代、昔から行われていた同じ内容の移動稽古を毎回行うということ自身、ナンセンスになってきているのかもしれない。高校じゃ、移動稽古していない学校も多いみたいだし。
身体操作に重きを置いた子供向けの基礎稽古に変化していく必要があるのだろう。

最近、空手の指導からも、いろいろ学ぶことが多い。現代の上司も、同じようなことが求められているのだろう。

明日から、若い社員が入社する。
半年から一年は、私預かりにする予定。
ここ数年で学んだことを活かせればなぁと思う。