タイトルのような「原材料名で効果が暗示できる素材」って、健康食品原料でも、化粧品原料でも、いくつか存在します。
例えば、食品素材だと、生姜だと冷え予防、ニンニクや山芋だと滋養強壮、マカだと精力、ブルーベリーだと目、魚油だと血液サラサラ。

まぁ、素材に限らず、成分でも成熟してくると、同様なことが起こってくる。グルコサミンなら膝関節、ルテインだと目、DHAは脳、コラーゲンやヒアルロン酸だと美容。

これは食品素材に限らず、今、私が関わっている化粧品素材でも、同様なことが言えます。
ごく最近における、その代表例が「毛根幹細胞培養液」です。



ほんと、毛が生えるという表現なく、原材料だけで、毛が生える期待を持たせることができる。
髪の毛だけでなく、まつ毛の方でも、ニーズが伸びている。

今年の初めに上市されてから、走り出しは非常順調で、売上が伸びている。

やっぱり、タイトルの原材料名で効果が暗示できる素材って強い。
しばらく、この原料の売上は伸びるだろう。

まぁ、あえて本原料の欠点を言うと、医薬部外品(薬用トニックなど)に利用できないこと。

一方、医薬部外品に入るようになると、量販店に並ぶので、価格が崩れるだろう。
この素材の特徴として、AGAクリニックや海外(中国、ベトナム)のような販路でも活躍しうる。
AGAクリニックだと、規制強化で輸入ができなくなりそうなミノキシジルのトニックと合わせて使ってもらえる。クリニック等で、組み合わせの効果を検証しても良いかもしれない。なので、むしろ医薬部外品に使用できない方がメリット大きいかもしれない。

もしかすると、将来、この原料は、医薬部外品には利用できないのだが、将来、どこかの会社が提携して開発を進めかもしれない。

何れにしても、せっかく弊社も一次代理店を担っているので、うまく利用していければと思います。