今日の朝は、弊社のある素材に対する温暖化の影響を調査していました。

この温暖化、我々の健康食品サプリメント原料ビジネスでは、非常に困ったことが起こりうる。

いきなり粗原料が入手が難しくなってしまう可能性もある。

例えば、温暖化により、海洋熱波が増えたため、一部地域の漁業に大きな影響が生じている。





北海道でブリが取れるようになったのは、海洋熱波の影響。ベーリング海でズワイガニ取れなくなったのも海洋熱波の影響。
また、鯖の激減も、海洋熱波が原因のようです。



当然、鮭鼻軟骨抽出物のシロサケ(北海道)にも影響が生じる可能性もある。
軟骨の備蓄はされているが、全く取れなくなったら、どうしようもない。

こういった温暖化の問題は、海洋に限らず、陸地でも起こっている。
植物の分布地が変わったり、収穫されるものの質が変わったり、いろいろなことが予測される。

我々、健康食品サプリメント業界も、しっかりSDGsを考えていかなければならないのだろう。
持続可能なビジネスのため、いろいろ試行錯誤していく必要もあるのだろう。
原則、健康食品サプリメント原料は、廃棄物利用がセオリー。未利用資源の活用など、もっと加速化していく必要があるだろう。

しかし、この世の中、時に抗えない問題が起こりうる。

コロナ禍の飲食店経営が最近の代表例だろう。

ビジネスの場合、リスクマネージメントとして、顧客でも事業でも製品でも、極力分散させて依存しない状況を作っておくしかない。

弊社は、13期目になり、コロナ禍も成長し続けることができた。
まぁ、会社設立の約一週間後に大震災が起こり、先行き不安の中での出発だった。
また、経営方針を変え、事業の選択と集中を行うこともあった。

一方、コロナ後、世界の変化が非常に早くなっており、盛者必衰というのが世の理なのだが、ビジネスのライフサイクルも短くなり、勝ち続けることができる期間が短くなりつつある。

日本の状況を見ても、あまり良い状況とは言えない。どんどん、諸外国に侵略されつつある。
化粧品受託製造業界でも、ついに、韓国の大手が進出してくる。



韓国、政治では調和へと動きつつあるが、ビジネスでは国がバックアップしながら攻め込む準備を行っている。

実際、健康食品サプリメント分野でも、同様な試みが行われており、蓋を開けるとバックアップしているのはサムスンだったというケースもありました。ごく最近の事例。

さて、成熟しきった健康食品サプリメント業界において、今後10年で何が起こるだろう?
読めない。
でも、少しでも先を読む努力をして、乗り切っていかないとダメなのだろう。
立ち止まれない。
最善を尽くすのみ。