正直、日本の健康食品サプリメント業界は、序列 という文化が色濃く残されている。
私は、その文化が大嫌いだ。

海外の仕入れ先や顧客と接していても、序列をひけらかしてくる人達は、非常に少ない。中国や韓国などでは存在するが、欧米では皆無であることは、アジア特有の文化なのだろう。

もちろん、日本、中国、韓国などでも、グローバルで動いている人達ほど、序列という概念が薄い。

日本の中でも、東京より地方(特に西のエリア)、IT業界より医薬・食品・広告など古い業界ほど序列の概念が強い。

これは偏見かもしれないが、営業より購買や品管の業種の方が強いように感じる。また、景気の悪い会社ほど、強いように感じる。
何れにしても、顧客に頭を下げた経験がない人程、強いんじゃないかな?と思っています。

まぁ、上記は 全て人達に当てはまる訳では決してない!そうでない人もたくさんいる。ただし、確実に人間的にも視野が狭い人ほど、序列をひけらかす。井の中の蛙でしかないのだろう。

弊社では、そういった下らない序列という文化を排除された営業活動が行われている。基本、私のポリシーとして、以下の信念を貫いているからだろう。

ビジネスに序列なし
顧客には敬意を払うが対等であるべき
当然、仕入れ先にも敬意を払うべし

仕入れ先などは、我々ができないことをやってくれたり供給してくれたりする訳だから、当たり前の事なんだが、当たり前でない人達も少なくない。

弊社は、それが社内全体にいきわたっているだけ。うちの社員達(OEMの営業マン)は、業界経験者がいないので、当たり前のように受け入れたのだろう。

だから、うちの社員達は、序列をひけらかして、製造委託先や原料仕入れ先に横柄な態度を取ることは決してない。
これは、自慢したい。

一方、ビジネスに対しては、非常にドライで厳しいので、甘いことは言わず、しっかり要求する。取引先も、応えてくれれば、共に成長してもらえる。

反対に、顧客に対しては、経緯を払い、誠意ある対応を徹底するが、言いたいこともしっかり主張する。顧客が成功してもらえないと、我々も成長してもらえないので。



だから、弊社は、付加価値戦略で選んでもらえることも大事にする。社員達も、普通のOEM会社ではやらないようなサービスを普通に提供する。

まぁ、弊社の原料なんて、オンリーワンのものしかないので、供給を断れば良いだけである。うちが供給を断ったら、結構びっくりされるのだが、弊社は、顧客に対しても序列なくフラットなので、最後の切り札として供給を断ることもある。



最後に、この序列に関して、その文化を私/弊社が作らない理由を説明したい。

まず、ビジネスって、最終的には、人と人である。
序列をひけらかして、仕入れ先等に圧力をかけた場合、個人は優越感を味わえるかもしれないが、会社としては不利益しか生まないのです。

まぁ、全く見積価格に決裁権がない営業マンもいるかもしれないが、例えば、不快を感じた営業マンが意図的に高い見積りを出すことも多々あるのです。

実際、私も、某社の某担当者に対しては、競合の問屋商社に勝てない原料価格しか出していない。
このように、価格で、取引をお断りされるケールもあるだろう。
というか、態度の悪い寵愛だけの問屋商社には、問屋商社価格は与えない。

また、近年、営業マン達と良好な関係性を気付いていても、購買や品質管理が序列をひけらかして、会社間の関係性を悪くしてるケースもある。

特に、弊社の場合、原料事業よりOEM事業の方が大きいので、弊社からの売上の方が大きいケースもあり、それを知らずに対応されることがある。
最悪、弊社からの仕事自体がなくなってしまう可能性もある。

上記の2事例からも、序列をひけらかしたり、見下したりすることは、会社の不利益にしかならないことがよくわかるだろう。

加えて、こういった行為は、負の感情が起因するので、社内での不平不満の言葉も生まれやすくなる。職場環境も悪くなりやすくなる。
これも、会社にとって、不利益でしかない。

そういった不利益を末端(部長・課長レベルでも)は気づいていないこともある。健康食品サプリメント業界の経営者は、会社全体で積極的に序列という悪い文化を排除していくべきだと思う。

続編