本日は、出社し、SEO周りや夏季休業後の準備を行っております。
半端にしていた記事を完成させたり、今後に向けて記事を書き溜めています。
この記事も、その1つ。

弊社は、企業防衛として「緩さを持たせた適度な縛り」を重要視して、様々な管理を行っています。自分でも、私自身の性格を反映した成長戦略だと思う。
具体的な企業防衛策としては、以下のようなことを重要視している。

1. 契約ベースの情報開示と自己満足ならない品質管理
2. 付加価値戦略

 2-1. 特許戦略
 2-2. 原料研究開発
 2-3. 利益評価
3. 顧客の選別

1については、原料の情報開示の条件に現れている。



原則、開示すべき情報は開示すべきだと考えている。
ただし、開示された情報を悪用する会社も少なくないため、一定ラインで線引きし、開示条件として契約締結を要求しているだけである。

実際、契約があるのにもかかわらず、採用もしていない他社の原料(弊社の原料)で特許出願して、全ての原料供給を断った九州の受託加工会社もある。
製造者や製造工場を知るため、購入履歴を作ってスパイ目的の調査書を要求する会社もあれば、総代理店契約を持っているのに製造者に直接購入を求める大企業も存在する。
ビジネスは、ある程度の性悪説で動く必要がある。
ただし、縛り過ぎると、営業面でマイナスが生じる。

そもそも、品質管理において、製造条件まで開示する必要なし、契約もないのに丸裸にされる必要性は全くない。

品質管理は、突き詰めれば終わりがない。究極、自己満足ともいえるような責任者が責任逃れのための行き過ぎた管理に行きついてしまう。
そういった品質管理は、効率が悪く、企業成長にも悪影響を及ぼす。だからといって、野放しにして良い訳ではなく、ポイントを押さえた的確な品質管理が必要になる。
個人的には、ゼネラリストの経営者が管理レベルを設定するのが理想だと思う。

2-3以外の残りは、本ブログで散々述べていることなので、割愛する。





さて、2-3の利益評価が何故?企業防衛につながるのか?
多くの中小企業で経営が悪化する原因の1つが低粗利案件による儲かる案件の機会損失だからです。

しっかり利益評価し、見積額の最低利益額や最低利益率をしっかり管理していく必要がある。パートナー企業(主に協力工場)の安定利益を確保して、共に成長していく必要がある。
過去にも紹介したが、最新原価表では、以下のような数式で管理されている。

=IFERROR(VLOOKUP(配合表!H4,コスト計算ベース!B52:W97,12,FALSE),"")-IF(O33<500000,0,IF(O33<750000,0.02,IF(O33<1000000,0.04,IF(O33<3000000,0.06,IF(O33<6000000,0.08,IF(O33<12000000,0.1,IF(O33<20000000,0.12,IF(O33<30000000,0.14,IF(O33<40000000,0.15,IF(O33<50000000,0.155,IF(O33<60000000,0.16,IF(O33<70000000,0.165,IF(O33<80000000,0.17,IF(O33<90000000,0.175,IF(O33<100000000,0.18,IF(O33<200000000,0.185,IF(O33>200000001,0.19)))))))))))))))))/N37+E38+G38+IF(配合表!D1="既存顧客新規案件",-0.02,0)+IF(配合表!D1="切り替え案件",-0.05,0)+IF(配合表!D1="企画会社案件",-0.06,0)+IF(H28>750,-0.025,0)+IF(H28>1500,-0.025,0)+IF(H28>2500,-0.025,0)+IF(H28>3500,-0.025,0)+IF(配合表!E1="青汁商品",-0.05,0)+IF(配合表!E1="プロテイン商品",-0.05,0)+IF(配合表!E1="工賃案件",0.03,0)+IF(ロット1!H3>1999, -0.01,0)+IF(ロット1!H3<799, 0.02,0)+IF(Q31>250, -0.05,0)-IF(A33>1000, 0.05, 0)-IF(N20="アンチ", 15/A33, 0)+IF(H28<75, 0.02, 0)+IF(H28<150, 0.02, 0)

この数式は、問題が明確化する度に追加されている。間近な修正では、工賃ビジネスは、割高にして機会損失が起こらない工夫が数式に組み込まれている。



結局、稼いでくるのも社員だろうけど、会社を窮地に追い込むのも社員である。
利益評価ではなく、行き過ぎた売上評価だけで苦しい経営を強いられている受託加工会社は、たくさん見てきているから、私は、利益評価にこだわるのだろう。

なお、弊社は、健康食品サプリメント業界の経験者が私だけで、仮に転職して来る営業マンが入社しても仕事を持ってこさせない。
また、テレアポ営業や飛び込み営業なんて、行ったことがない。
ほぼ全ての案件が会社によって集客しているため、利益評価の徹底が行いやすいのだろう。価格だけで勝負して全体的な利益率が低い営業マンには新規案件を振らない調整も行われている。

こういった戦略は、ひとまず、二次目標の20億円を超えるまでは、淡々と続ける予定です。
それ以降は、会社も変わってくるだろうから、改めて見直しを行おうと思う。
さぁ、淡々と頑張ろう!