最近、たまにヴィーガンの話題の記事を書いておりますが、そもそも、なぜ?ヴィーガンの方々は、野菜しか食べないという選択を行うようになるのでしょう。

それは、オリラジの中田さんがわかりやすく紹介していたので、この動画を見ていただければと思います。



要するに、食糧問題や環境問題が背景にあるのです。
実は、SDGsにもつながっています。

まぁ、理解はできるけど、私は、そういった信念からヴィーガンにはなれないだろう。
適度に肉を食べたい。

なれても、魚介類・乳製品・卵を食すペスコ・ベジタリアンだろう。

でも、魚を食すと言っても、養殖魚 は食すべきではないと思う。
ブリやタイなど。
近大マグロも同様。

畜産と同じく、育てるのに大量の飼料が必要になります。
イワシなどの魚が飼料に利用されています。食べられていない魚を利用されることもあり、畜産に比べれば、まだエコなのかもしれないが、タンパク質の効率を考えると無駄が多い。

また、できるだけ、マグロやカツオなど遠洋漁業で漁獲される魚も避けたい。
結局、大量の燃料を使って魚を獲りに行く訳だし・・・。
重金属の問題もあるし。

近海の青魚が理想で、なるべく日本近海で漁獲される魚を食べていくべきだと思う。
特に青魚。
環境のためにも、健康(アンチエイジング)のためにも。
ここ10年、米国では、ずっとオメガ3(DHA・EPA)がブームであり、一時、魚油が高騰したくらいです。

旬のイワシやアジ、サバは、めっちゃ美味しいんだけど、美味しい青魚を子供の頃に経験しないと、なかなか青魚に馴染めない。
親が苦手だと、美味しい青魚を子供も経験することなく大人になっちゃいます。

今、釣りブームのようですが、釣るだけでなく、釣った魚を食べて、魚の美味しさを知ってもらえればと常々思っています。

まぁ、別の記事でも述べてて繰り返しますが、江戸時代の日本人の食生活に戻るだけ。
完全に戻る必要はなく、半分戻るだけでも十分に意味があると思います。

ぶっちゃけ、米国で行われる世界最大の自然食品展(Natural Products Expo)に行っても、日本とは全く文化も土壌も異なるなぁと思う。

日本独自に、日本型の環境に優しく飢餓を生まない食生活というものを模索していっても良いのだろう。

まぁ、対米関係も関係するので、なかなか難しいんだろうけど・・・。
どうしても、こういった動きは、市民レベルから始めていくしかないのだろう。

ぶっちゃけ、日本の場合、ヴィーガンなどのようなベジタリアン食は、地味にお金がかかります。
米と肉だけでお腹いっぱいになり、カロリーを摂取させる貧しい食生活が普通になった日本では、なかなか今の食生活から脱却できないだろう。

でも、それでも、サステイナブルな世界を求めるのであれば、脱却していかなければならないのだろう。

高度経済成長期、日本人の努力で、安く美味しく、そして手軽にお腹を膨らませることができる米と肉中心の外食産業が生まれました。
米国からの牛肉輸入の規制緩和と共に、一気に成長しました。
だから、日本では、こんなにも牛丼屋さんが多い。

一方で、いろいろな弊害も生んでいます。
経済が豊かになり、飽食の時代になったので、糖尿病などの生活習慣病リスクも向上しました。
肉・小麦・ポテトのハンバーガーも同じ。

今ちょうど、日本人は、健康面も含めて、食生活を考え直す時期に来ているのだろう。

適度に運動して、野菜多めの食生活を心掛けることは、誰でも体に良いことは理解しているでしょう。
そういった体に良い生活スタイルを模索する際、環境にも優しい食生活も検討していただければと思います。