今年は、TBSテレビドラマ:不適切にもほどがある!(ふてほど)が我々オヤジ世代を中心に楽しませてくれました。若者は、どうだったんだろう?



まぁ、昭和時代の不適切は、たくさん存在していた。
今だったら、事件になっているようなこともたくさん起こっていた。

教員室はタバコでもくもくだった記憶はあるけど、教室でタバコを吸う先生はいなかった。
小学校6年生の時の先生は、体罰を超え、完全に虐待のような罰を与えていた。
高校の体育の先生が部活時間中にパチンコ屋にいた(先輩が出くわす)。

高校時代は、ほてほどのような短ラン&土管の時代。
地方だったので、数年遅れているので、平成でも昭和の香りが強く残っていた。

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大学時代は、ホスト風のワイドパンツが流行った時期もあった。
この記事でも紹介している通り、私の大学生活は、

空手、酒、バイト に明け暮れ



勉強はオマケ だった。
勉強より、研究室で自作PCを組み立て、高額な違法ソフトを入手して、勉強以上に貴重な経験をしていた。
でも、今なら大問題。

まぁ、そのツケで、博士号を取得する時は、どえらい苦労したが・・・。

でも、自由度が高く、とても良い大学生活だったと思う。
私の人生を大きく変えてくれた。

大学の寮は、入寮時に毎日のように酒で潰されたが、タコ部屋でいろいろな人と出会えたし、中には、当時問題になったマハーポーシャに誤って入社してしまった先輩の話も聞くことができた。
居酒屋で消火器をぶちまける後輩(現在 高校教師)もいれば、警察署にやらかした先輩や後輩を引き取りに行ったこともあった。
元連合赤軍の坂口弘や衆議院議員の小野寺五典先生の出身寮でもあり、とにかく非常に癖の強い学生寮だった。

一応、私の大学時代の研究は、近年、研究費の稼ぎ頭になっているようです。
マイクロプラスチックを始めとした海洋ごみの研究。

空手道部のOBOG会幹事として、今の時代(令和)の大学生を見ていると、息苦しそうだ。
ふてほどと同じ。
大学カリキュラムは、異常だと思う。
土日まで授業があるんだもん・・・。

すべて、学生の就職率(大学間での競争)ばかりで、大手企業の就職を目的としたカリキュラムになっているとしか思えない。
企業側の罪もあるのだが。
コロナ禍は、仕方なかったが、大学生活では、いろいろバイトしたり、たくさん遊んで、社会を学びつつ人生を楽しむべきだと思う。

ある意味、勉強しか知らない人材は、打たれ弱い。特に、窮地に追い込まれた時。

今の大学カリキュラムだと、社会を知らない勉強だけの優等生しか育たない。
そして、こういった体制が教育格差も増長させていると思う。

自分で言うのも何だが、同世代の中で私は、ぼちぼち成功者になるのだろう。
でも・・・さて、大学での研究や勉強は、どれだけ社会に活かされているだろうか?

Web作成技術(SEO含む)や違法ソフトで得た技術の方が役に立っている。

TOEICどころか英検すら持っておらず、語学は大してできなくても、仕事の半分くらいは英語だし、機能性食品輸入業で生計を立てている。
いつの間にか、米国法人の役員&株主にもなっている。

私のような雑草🌱人間は、今の大学の勉強って、何なんだろう?って思ってしまう。

ふてほどの裏テーマと同じ、令和の異常性を感じざる負えない。

さて、これから娘と息子を大学に進学させる父親としては、どんな道に導いてやるか?いろいろ考えてしまう。

まぁ、私は地方出身者で大学進学と共に都会を知ったが、青梅とはいえ東京生まれ東京育ちの子供達には地方を知ってもらいたいという希望もある。

でも、今の時代、私のような大学生活は経験できないだろう。