先日、このような通知と証明書が私に届きました。

奨学金の返還完了の通知と証明書。
明らかに借金なのに、奨学金だと、返済ではなく、返還という言葉を使うのですね・・・。
私は、学部の4年間、部活とアルバイトを行いつつ、親に頼って生活していました。
当時、単位の95%を2年生までに取れたので、3年生・4年生時は、少額ですが貯金も貯まっていました。
そして、大学院の博士課程前期:2年間・後期:3年間は、親からの仕送りを減らし、奨学金を利用していました。
なので、しっかりアルバイトも行っていました。
一方、後半は、アルバイトが徐々に減らさざる負えなくなり、奨学金に頼っていました。
とはいえ、それまでの貯蓄があったので、有利子だった博士課程前期:2年間の奨学金は、卒業時に一括返済しました。すっからかんになりましたが。
ちなみに、運悪く、私の年から「教員や公務員になったら奨学金を減免する」ルールが完全になくなりました・・・。民間を選択したきっかけ。
そこから約20年、毎月17550円づつ支払いました。
早期返還もできましたが、行わなかった理由は、無利子だったという理由と、雑草であることを忘れないためです。
まぁ、支払い終えた今でも、雑草であることは変わらず、雑草魂も変わらないのですが。
最後に、奨学金について。
奨学金は、ありがたい存在なのですが、若者を苦しめている一端にもなっている。
この記事でもコメントされていますが、働き始めて数年間、かなりの重荷です。
私は、無利子のもの残して返済していましたが、多くの学生は、有利子の返済を行っており、学生ローンでしかない。
過去にも、以下のような記事を書いていますが、最近、物価高騰でさらに若者の貧困が深刻化しているので、企業支援の制度があるべきだとも感じ始めています。
一方、こういった状況を作っている国は、支援するような気配すらありません。
優秀な人材の海外流出や中小企業の雇用問題を解決するため、奨学金に対する支援に対して助成を行うなど、いろいろ手はあるはずなのだが。
こういった部分は、企業が勝手に行えということなのでしょう。
ちなみに、人材確保のため、肩代わりしている企業も出てきているが、労働者にとって、労働環境が悪くても辞めれないというリスクもある。
また、国が支援しない背景として、大学卒の人材を増やしたくないのでしょう。支援しなければ、進学する人は減るでしょうから。
日本は、労働力不足。
特に、少子高齢化社会で、その労働力不足は更に深刻化する。
マネージメントや研究は一部のエリートに任せ、単純労働を行う労働者を増やしたいのでしょう。
今や、大学の倍率も1.0を切っていますからなね。
これを機に、教育格差から階級社会を作りたいのでしょう。
まぁ、大学に進学しなくても、成功する方法って、たくさん存在するんですけどね・・・。
ただし、必ず私のように雑草である必要があるでしょう。
何れにしても、多くの未来ある若者達には、頑張ってもらいたい。

奨学金の返還完了の通知と証明書。
明らかに借金なのに、奨学金だと、返済ではなく、返還という言葉を使うのですね・・・。
私は、学部の4年間、部活とアルバイトを行いつつ、親に頼って生活していました。
当時、単位の95%を2年生までに取れたので、3年生・4年生時は、少額ですが貯金も貯まっていました。
そして、大学院の博士課程前期:2年間・後期:3年間は、親からの仕送りを減らし、奨学金を利用していました。
なので、しっかりアルバイトも行っていました。
一方、後半は、アルバイトが徐々に減らさざる負えなくなり、奨学金に頼っていました。
とはいえ、それまでの貯蓄があったので、有利子だった博士課程前期:2年間の奨学金は、卒業時に一括返済しました。すっからかんになりましたが。
ちなみに、運悪く、私の年から「教員や公務員になったら奨学金を減免する」ルールが完全になくなりました・・・。民間を選択したきっかけ。
そこから約20年、毎月17550円づつ支払いました。
早期返還もできましたが、行わなかった理由は、無利子だったという理由と、雑草であることを忘れないためです。
まぁ、支払い終えた今でも、雑草であることは変わらず、雑草魂も変わらないのですが。
最後に、奨学金について。
奨学金は、ありがたい存在なのですが、若者を苦しめている一端にもなっている。
この記事でもコメントされていますが、働き始めて数年間、かなりの重荷です。
私は、無利子のもの残して返済していましたが、多くの学生は、有利子の返済を行っており、学生ローンでしかない。
過去にも、以下のような記事を書いていますが、最近、物価高騰でさらに若者の貧困が深刻化しているので、企業支援の制度があるべきだとも感じ始めています。
一方、こういった状況を作っている国は、支援するような気配すらありません。
優秀な人材の海外流出や中小企業の雇用問題を解決するため、奨学金に対する支援に対して助成を行うなど、いろいろ手はあるはずなのだが。
こういった部分は、企業が勝手に行えということなのでしょう。
ちなみに、人材確保のため、肩代わりしている企業も出てきているが、労働者にとって、労働環境が悪くても辞めれないというリスクもある。
また、国が支援しない背景として、大学卒の人材を増やしたくないのでしょう。支援しなければ、進学する人は減るでしょうから。
日本は、労働力不足。
特に、少子高齢化社会で、その労働力不足は更に深刻化する。
マネージメントや研究は一部のエリートに任せ、単純労働を行う労働者を増やしたいのでしょう。
今や、大学の倍率も1.0を切っていますからなね。
これを機に、教育格差から階級社会を作りたいのでしょう。
まぁ、大学に進学しなくても、成功する方法って、たくさん存在するんですけどね・・・。
ただし、必ず私のように雑草である必要があるでしょう。
何れにしても、多くの未来ある若者達には、頑張ってもらいたい。