昨日、企画屋さんの先の顧客から、厚生労働省のワードと共に、NMNの摂取基準が記載されたチラシが届いた。
どうやらネット上で拾ってきたことを、そのまま信じて、チラシに落とし込んだらしい・・・。
EdgeでGoole検索を「食摂取基準 NMN 2020」のワードで行うと・・・
AI による概要として
という文面が検索される。
おいおいおい!って感じ。
実際、NMNは、ナイアシンの代謝物でありナイアシンの一種ではない。確かに、NMNをナイアシンとして分析すると、ナイアシンとして検出されるが。摂取基準は、ナイアシンのものを適応できない。
実際、有効量としてNMNの最適な摂取目安量は、ヒト臨床試験なども行われ、各大学や各企業で検討されている。
現時点で、250mg/日が最も有力。
安全性データも、500mg/日まで確認されている。
市場では、300~500mg/日の商品が多い。
まぁ、成人男性で300mg、成人女性で250mgとい値は、推奨摂取目安量として、あながち間違えではないのだが、問題は、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2020年版)」という部分である。
引用されている根拠の部分。
これは、誤認表記です。
行政に問い合わせれば、十中八九、指導を受けるだろう。
ネット上では、よくあること。
全く異なる内容の文献が引用されているケースは少なくない!
特に、そこら中からコピーされて作成されたコンテンツの場合。
Googleなどの検索エンジンのアルゴリズム等も同様なのだが、現時点において、AIは、まだまだ未発達であり、引用先の真嘘までジャッチできないのだろう。そのため、誤った情報をあたかも正しい情報化のように表示してしまう危うがある。
この上記事例も、その事例の1つだろう。
これは、圧倒的な数や力による情報発信により、嘘が本当になってしまう可能性も示唆している。
過去、葉酸は水溶性ビタミンだからたくさん摂取しても安全というコンテンツを、代理店任せで大手外資系製薬会社までWebコンテンツで示したため、嘘が本当になっていたことがる。
情報は情報で潰そうと本ブログでも叩き、後々、(行政がブログ記事見て指導したのか?)修正されましたが・・・そんなこともあった。
まぁ、広告代理店や制作会社に健康医療系のコンテンツ制作を丸投げすると、ネットの真嘘がわからない情報まで持ちいてコンテンツが作成されてしまう。
作っている人達がエビデンスのジャッチまでできないから。
今のAIは、この段階。
ちなみに、フェイク情報が拡散する理由の根底も、ここにある。
過去にも述べたことがあるのだが、現在の若者の情報収集能力は高い、でも、情報の精査能力は高くない。
こういった誤った情報にも騙されやすい。
まして、神でもあるGoogleが示したら、疑うことなく信じてしまうだろう。
近年、Facebookのサイトでも、アクセスやビューを稼ぐためだけの中傷フェイクニュースが多く流れてくる。
え!?ほんと??という感覚だけで、クリックしたり、動画を閲覧したりするから、システム上、拡散されてしまう。
おそらく、バックではAIが働いているのだと思うのだが、そういった欠点を悪用したマーケティングなのだろう。
今後、AIの欠点を悪用したマーケティングやビジネスなども、現れてくるだろう。注意が必要。
さて、AIは、今後、ますます進化していくだろう。
一方、先述のような問題に加えて、情報がない部分には弱いという特徴もある。NMNの件も、情報が無いから、存在していた嘘の情報を拾ってしまったという顛末だろう。
今後、AIについてしっかり見ていかなければならない部分だろう。
P.S.
私は、コンテンツを作る際、必ずエビデンス収拾の文献調査から始める。
引用文献が示されてない情報は、基本、そのまま利用しない。一応、根拠になる文献を探した上で、文献の内容を精査し、正しい情報であれば、文献を引用して利用する。英語の論文でも、しっかり読む。
まぁ、AIでドンドン賢くなるGoogle翻訳も便利に利用しているので、悪いところだけでなく、AIのお陰で業務効率化することもよく理解している。
どうやらネット上で拾ってきたことを、そのまま信じて、チラシに落とし込んだらしい・・・。
EdgeでGoole検索を「食摂取基準 NMN 2020」のワードで行うと・・・
AI による概要として
という文面が検索される。
おいおいおい!って感じ。
実際、NMNは、ナイアシンの代謝物でありナイアシンの一種ではない。確かに、NMNをナイアシンとして分析すると、ナイアシンとして検出されるが。摂取基準は、ナイアシンのものを適応できない。
実際、有効量としてNMNの最適な摂取目安量は、ヒト臨床試験なども行われ、各大学や各企業で検討されている。
現時点で、250mg/日が最も有力。
安全性データも、500mg/日まで確認されている。
市場では、300~500mg/日の商品が多い。
まぁ、成人男性で300mg、成人女性で250mgとい値は、推奨摂取目安量として、あながち間違えではないのだが、問題は、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2020年版)」という部分である。
引用されている根拠の部分。
これは、誤認表記です。
行政に問い合わせれば、十中八九、指導を受けるだろう。
ネット上では、よくあること。
全く異なる内容の文献が引用されているケースは少なくない!
特に、そこら中からコピーされて作成されたコンテンツの場合。
Googleなどの検索エンジンのアルゴリズム等も同様なのだが、現時点において、AIは、まだまだ未発達であり、引用先の真嘘までジャッチできないのだろう。そのため、誤った情報をあたかも正しい情報化のように表示してしまう危うがある。
この上記事例も、その事例の1つだろう。
これは、圧倒的な数や力による情報発信により、嘘が本当になってしまう可能性も示唆している。
過去、葉酸は水溶性ビタミンだからたくさん摂取しても安全というコンテンツを、代理店任せで大手外資系製薬会社までWebコンテンツで示したため、嘘が本当になっていたことがる。
情報は情報で潰そうと本ブログでも叩き、後々、(行政がブログ記事見て指導したのか?)修正されましたが・・・そんなこともあった。
まぁ、広告代理店や制作会社に健康医療系のコンテンツ制作を丸投げすると、ネットの真嘘がわからない情報まで持ちいてコンテンツが作成されてしまう。
作っている人達がエビデンスのジャッチまでできないから。
今のAIは、この段階。
ちなみに、フェイク情報が拡散する理由の根底も、ここにある。
過去にも述べたことがあるのだが、現在の若者の情報収集能力は高い、でも、情報の精査能力は高くない。
こういった誤った情報にも騙されやすい。
まして、神でもあるGoogleが示したら、疑うことなく信じてしまうだろう。
近年、Facebookのサイトでも、アクセスやビューを稼ぐためだけの中傷フェイクニュースが多く流れてくる。
え!?ほんと??という感覚だけで、クリックしたり、動画を閲覧したりするから、システム上、拡散されてしまう。
おそらく、バックではAIが働いているのだと思うのだが、そういった欠点を悪用したマーケティングなのだろう。
今後、AIの欠点を悪用したマーケティングやビジネスなども、現れてくるだろう。注意が必要。
さて、AIは、今後、ますます進化していくだろう。
一方、先述のような問題に加えて、情報がない部分には弱いという特徴もある。NMNの件も、情報が無いから、存在していた嘘の情報を拾ってしまったという顛末だろう。
今後、AIについてしっかり見ていかなければならない部分だろう。
P.S.
私は、コンテンツを作る際、必ずエビデンス収拾の文献調査から始める。
引用文献が示されてない情報は、基本、そのまま利用しない。一応、根拠になる文献を探した上で、文献の内容を精査し、正しい情報であれば、文献を引用して利用する。英語の論文でも、しっかり読む。
まぁ、AIでドンドン賢くなるGoogle翻訳も便利に利用しているので、悪いところだけでなく、AIのお陰で業務効率化することもよく理解している。