10月1日からステルスマーケティングに関する規制が始まっています。この影響は、健康食品サプリメント業界にも波及するだろう。
いや、もう影響が出始めています!



そもそも、過去、ステルスマーケティングで大きくなった上場企業は、複数存在する。

当時は、ブログ広告として、タレント毎に価格が示され、8時間縛り(次の投稿まで8時間以上空ける)などという条件まで付けられていたりもしました。

広告主や管理会社などから文面が指定されているケース
商品とタレントの商品が一緒に写っている写真投稿が指定されているケース
体験談として効果もコメントに入れることが指定されているケース

いろいろなケースがありました。
おそらく、今のインフルエンサーマーケティングも同様な構図があるだろう。

また、ここ1年から半年は、インフルエンサーが直接自己ブランドを販売するケースも増えてきています。
こういった場合は、自己ブランドであることを告知していなければ、自己ブランドの会社がステルスマーケティングに該当するが、告知していれば、インフルエンサーの発言等自身が薬機法や景品表示法の対象になる。

まぁ、ここ最近のインフルエンサーによる自己ブランド販売は、Youtubeで広告を外して真っ黒なクリエイティブで告知しながらAmazon等に誘導して販売されている。その際、Youtubeは、足がつかないようしっかり削除されている。
だから、この規制も穴がある。

一方、一部のネットメディアでは、広告考査が厳しくなり、特に中小企業の広告チェックが厳しくなっている。ステマ関係のチェックも入っているのだろう。
何れにしても、各メディアが敏感になっている。
そのため、10月は、大手さんの広告ばかり目につき、中小企業の広告出稿量が減っている現状が見えてきている。

広告考査がザルだと言われていたFacebook広告ですら、大手さんの広告だらけになっている。
NMNサプリなんて、帝人さんの商品ばかり。
基本、今月、サプリの広告が激減している。

同じMetaと言うことで、Facebook広告は、ステマ規制の主となっているInstagram広告と連動しているので、仕方ないのだが・・・。

まぁ、この規制強化の壁を超えれるか超えれないかで、年末商戦の勝ち負けにも影響が生じてくるでしょう。
この流れは、大手さんが有利。

とは言え、弊社も、中小企業の顧客から多くの発注が続いています。10月も止まらない・・・。

我々は、あまり影響を気にせず、できることを淡々とやっていこう!