先日、まめ鉄商品の勝ち負けについて、ご紹介させていただきました。



その傾向から、まめ鉄の支持層もわかってきます。

一番の支持層は、何といっても、

無機鉄を嫌う人

だと思います。
基本、ナチュラル志向や化学物質過敏症の方。
面白いことに、こういった方々は、ヴィーガン志向(ナチュラル志向)もお持ちなので、牛豚の血液由来のヘム鉄もNGとされる方が多いです。

まぁ、NGとしなくても、何となく嫌で、好んで選ばないという程度の方も多くを占めるでしょう。

例えば、小学生の子供に、ピロリン酸第二鉄と豆由来フェリチン鉄のどちらを与えるか?という選択肢では、圧倒的に安全安心な豆由来フェリチン鉄になるでしょう。
食用とはいえ、金属を摂取させるということに抵抗があるのでしょう。

実際、ピロリン酸第二鉄のような無機鉄を組み合わせた商品は、ドンドン終売していきます。
弊社は、申請書/承諾書の提出を必須としているので、発注状況からどんな商品が売れていて、どんな商品が終売しているかが一目瞭然になります。
鉄の量が10mg/日より少なくても、まめ鉄単味の商品の方が圧倒的に売れています。

だから、弊社は、リポソーム鉄(核はピロリン酸第二鉄)との組み合わせも推奨しないのです。

多くの会社さんは、吸収の良い鉄同士の組み合わせとして、良いと考えられるのですが、まめ鉄の良さが半減するので、結果、リピート率やLTVが伸びないのです。

まめ鉄最大の支持層には、評価されにくいのです。

ぶっちゃけ、リポソーム鉄も、コーティング鉄も、包んでいるものが違うだけで、どちらの核もピロリン酸第二鉄です。

ちなみに、まめ鉄の支持層は、やっぱり、多くが女性です。特に、子供を持つママ世代が多いかな・・・。
他の鉄の支持層がわからないので何とも言えないですが、支持層の性別や人物像でも、特徴があると考えています。詳しくは、機密情報。

何れにしても、同じ鉄素材でも、全く支持層も異なりますし、消費者が求めるものも異なります。

まめ鉄の商品は、他の鉄を入れないのに限るのです。
流石に、単味の商品の売れ方がドンドン伸びているのに、ここ1年は、リポソーム鉄やピロリン酸第二鉄との組み合わせの商品が多く作られている。そして、ドンドン終売する。

もったいないなぁと思うので、よく市場を分析して、よく市場を理解してもらいたい。