健康食品サプリメント原料OEM製造業界 生き残り術

健康食品サプリメントの受託製造加工;OEMや原料供給を行う栗山雄司(広告代理店経験のある博士マーケッター)のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法、中国を始めとした海外展開の話など

機能性食品素材で介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、素材の研究開発とマーケット創造の両方が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、その実践で得られた市場での生き残り術を紹介していきます。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

原料受託バンク:ランキング解説

CBDとNMNの最新市場動向

今月の原料受託バンクのランキングでは、数ヶ月連続でCBDとNMNがトップ2を独占しています。
一方、市場は、動きがある部分もありますが、全く変化がない部分もあります。

弊社でも、NMNのOEM商品の出荷は順調であり、問い合わせもボチボチあります。
そして、CBDの問い合わせは、かなり減りました。

この2素材について、本日は、もう少しコメントしたいと思います。

 CBD 

CBDに関しては、ネットワークビジネス(MLM)会社さんで数社、商品展開し始めているようです。
主に、海外で製造された商品が流通されているようです。

理由は、一部の受託加工工場を除き、多くの会社さんがCBD商品の製造を断っているからでしょう。
まだまだリスクがあるという判断なのでしょう。

また、ドリンクという剤形も現れ始めています。
この剤型だと、仮にTHC(禁止成分)が残留していても、希釈されるのでなかなか検出されにくいでしょう。
リコールのリスクは低いでしょう。
賢い商品展開。

そもそも、このCBDの問題は、日本のTHC分析精度が高いことが原因となっています。だから、海外で問題がなくても、日本国内で問題になり、回収騒動などが起こったりします。
また、THCの誘導体や化合物が経時変化によりTHCに変化するという説もある。

まぁ、原料でも日本基準を満たしていることが分析で確認されているのでしょうが、ロット内の均一性や分析機関による制度の差によって、検出されたりするのでしょう。

THCが検出する可能性があるようなCBD高配合の商品設計にすること自体、そもそも、誤りなのかもしれない。

あと、悪い設計だけど、CBDは微添加でテアニンやギャバを配合した商品なんて、市場が伸びるのであれば、増えてきそうですね。
その方が、ローリスク。

 NMN 

NMNは、ぶっちゃけ、中国国内や米国の価格と日本の価格で差があるので、中国案件だと、ほぼほぼ原料支給されてしまします。
かなり原料価格は落ちて来たけど、まだまだ差がある。

基本、ほとんどの案件は、中国向けですから・・・。
ホリエモンこと、堀江貴文さんがコメントしたので、一時盛り上がりましたが、日本の市場に火はついていません。

まぁ、合成法の原料も正規で通関が通ったようなので、今後、ますます価格が落ちてくるだろう。
むしろ、以前にも紹介した三菱商事ライフサイエンス(旧 興人ライフサイエンス)の特許が登録された場合、発酵法の原料の方がハイリスクになってきました。



経過を見ていると、今、一旦拒絶され、ちょうど最後の詰めを行っているのだろう。
何となく、徹底的に潰しに来るような感じがする。

また、以前から紹介していた通り、日本の独自素材と組み合わせるケースが圧倒的に増えてきました。
NMNの単味だと、どうしても価格勝負になってしまいますからね・・・。

意外に、(結局、中国原料だけど)ナットウキナーゼなんて、体内酵素と消化系酵素との違いはあれど、酵素系ということで相性がい良いと思う。

最後に、ケミカル系を代表する2素材で盛り上がる日本の状況を見ていると、確実に、日本も米国市場のようにケミカル系とナチュラル系に市場が二分されていくと予測されます。

水面下では、地味にナチュラル系(特にオーガニック系)市場が育ちつつあります。



実は、メインの顧客層の商品選択基準の特徴から、販売が広告宣伝型の戦略と相性が悪いので、露出が少なく目立たない。でも、確実に成長しつつある市場です。
私は、むしろ、こういった広告力だけで勝てない市場の方が歓迎です。真っ黒な広告で消費者が騙されにくい。

そして、米国の市場を見ていると・・・

ナチュラル系は比較的長命なのに対して、ケミカル系は短命です。

このCBDとNMNも、短命なのかな?

だから、スピード勝負なんだろうなぁ。
と思っちゃいます。

まぁ、こういった市場は、リスクがあるからと言って手をこまねいていても、儲けるチャンスや成長できるチャンスを逃すだけです。
2014年の酵素商品による中国バブルが良い例です。

手を出さなかった古い会社さんの多くは衰退しました。ちなみに、弊社は、お陰で、OEM事業と原料事業の売上が逆転するまでにOEM事業が成長しました。

ビジネスにおいて、何れにしても、
重要なのは、リスクマネージメントと顧客セグメント。

良い顧客を選別して獲得し、チャンスを逃さないようにしなければなりません。
そんな時代になってきたと思います。

【追記】
今日、堀江さんがNMNの紹介を行ったようですね。




市場、動くかなぁ?
非常に楽しみです。

原料受託バンクランキングのアクセス寄与因子と寄与率

今回は、原料受託バンクランキングについて、どのように参考にすれば良いか考え上での、基本的な判断基準を示したいと思います。
ただし、その寄与率などは、私の感覚的なものです。
なと、皆さんの予測と異なるかもしれません。その上で、補正するなど、参考にしていただければ幸いです。

まず、原料受託バンクランキングのアクセス寄与因子と寄与率は、以下のように考えています。

 業界人リピートユーザー:60%
 Google等検索エンジンからの一元ユーザー:30%

 その他(特定サイトからの直リンクなど):10%


こんな感じでアクセスされていると考えています。
近年は、意外に、Google等検索エンジンからの一元ユーザーの比率が高まっているような感じもします。

業界人リピートユーザーとは、OEM会社、原料メーカー、問屋、商社です。
その60%の細かい内訳は、

原料メーカー:30%
OEM会社:20%
問屋・商社:10%

かな?と考えています。
登録している原料メーカーが頻繁に閲覧するため、

売れている素材より
業界が売りたい素材 が高ランキングされやすくなります。

当然、原料メーカーが多いほど、登録素材への閲覧も増えるので、高ランキングされやすくなります。

だから、ランキング変動は、必ずしも売上に反映されない!

良い例が、弊社の山芋抽出物:ジオパワーなどです。
原料メーカーが少ないので、ランキングは上がりません。一方、売上は、着実に伸びています。

Google等検索エンジンからの一元ユーザーは、市場のリアルな動向を示す一方、

販売会社の広告やメディア露出

が強く影響します。
なので、突発的なアクセスが多いです。

業界人リピートユーザー(特に原料メーカー)の影響力の方が安定して大きいため、この原料受託バンクのランキング(特に10位以内)は、乱高下しにくい特徴が示されます。

8月のランキングの10位黒ショウガ(ブラックジンジャー)は、機能性表示食品の広告(主に地上波インフォマーシャル)がたくさん出稿されたからだと思います。



ちなみに、Google等検索エンジンからの一元ユーザーと、一元ユーザーとしたのは、Google等検索エンジンから原料受託バンクのユーザーもアクセスするため、あえて分けました。

実際、ジオスゲニンについては、原料受託バンク内の弊社ページがトップで検出されやすいです。
原料受託バンクユーザーの多くは、トップに検出されやすいと思います。

過去にアクセスしたページは再表示されやすいというGoogleなどの追尾機能のためです。
原料受託バンクユーザーは、Googleで原料を検索しても、原料受託バンクページが引っ張られやすいのです。
業界人リピートユーザーの60%も、結構な割合で、Googleなど検索エンジンから誘導されていると考えています。だから、60%も占めているんですよね。

また、ビックワードの素材では、上位に上がりにくいですが、導入期・成長期の素材であれば、自社サイトより原料受託バンクでのページの方が引っかかりやすいはずです。

やっぱり、原料メーカーサイトより原料受託バンクのサイトの方がSEOが効いていますからね。それが導入期・成長期の素材になると、顕著にSEOの差が出てくるんですよね。

素材のライフサイクル(導入期、成長期、成熟期)については、本ページを参照。


まぁ、原料受託バンク内SEOというものも、適度に行っておく必要があるということです。

今回の記事で紹介した内容より、原料受託バンクのランキングの見方もレベルアップしてくると思います。
是非、参考にしていただければ幸いです。

ウィズコロナ時代の健康食品サプリメント市場動向

緊急事態宣言が解除された後、市場は、ぼちぼち動き始めています。

一方、やっぱり、コロナ前に比べると、新規案件は少ない。
弊社のサイトでも、アクセス伸びているが、コンバージョン率が悪いという状況が起こっています。

例えば、こういったことが言えるのだろう。

飲み歩かない→ウコンなどの肝ケアサプリのニーズが減る
病院に行きにくい・先行き不安→妊活しにくい
スポーツジムに行きにくい→ジム系サプリが売れない
エステに行きにくい→エステ系サプリが売れない
会社に行かない・出歩かない→女性は化粧する頻度が減る、粗らしい洋服を買わない

一部の市場は、やっぱり、コロナの影響を受けたままです。

販売者さんの販路や販売方法によっても、影響の度合いが大きく異なりますが、全体的には、前年に比べるとかなり落ちていると予測されます。

でも、唯一、市場で安定(微増?)しているのは、

ベースサプリメント!

だろう。ビタミン・ミネラルというやつです。
また、近いカテゴリーで、青汁なども悪くないと思います。

ベースサプリメントの特徴

市場規模が大きい、競争が激しい、リピート率・LTVが非常に高い。
したがって、わずかなシェアでも大きな売上につながりやすい。費用対効果が合えば、利益額も大きくなる。

原料の面でも、問い合わせが非常に多いです。
でも、お断りする一方だが・・・。

どちらかというと、中小企業より大手さんが強いカテゴリー。
だから、中小企業は、隙間を見つけて、ベースサプリでも大手企業の商品とぶつからないような商品を模索しています。

また、免疫系のニーズは、コロナの影響で高まっていましたが、感染予防意識の緩みと共に、一気に減速・急落していると予測できます。
市場が活気づいていない。

健康食品サプリメントによる感染予防は、以前に紹介したような栄養学的感染予防として、ビタミン・ミネラルのようなベースサプリだけに留まったような感じがします。



免疫系の商品を売ることが得意なクローズドの販路も、動きにくい背景もあるのかもしれない。

ちなみに、原料受託バンクの原材料ランキングは、

消費者動向より販売・製造側の動向の方を反映しやすい
販売・製造側でも、原料メーカーの動向を反映しやすい

という特徴があります。
そのため、時には、全く消費者動向を反映していないことも多々あります。

コロナによって、これだけ市場が変動しているのに、ランキングには大きな変動がないことが物語っています。
上記のような動向も、ランキングに表れてこない。

また、CBDやNMNは、新規参入した販売者さんや原料メーカーさんが売り出していきたい原料であることは間違えなく、だから、上位にランキングされ続けます。
さて、日本の消費者ニーズは、どれくらいあるのだろうか?
我々は、それを読まなければならない。

NMNについては、やはり中国市場向け商品で検討されることが多いが、主に中国原料が使用されるのは、面白い点である。
水面下で、スパイ行為的な、腹の探り合いが日常的に行われているだろう。
NMNのOEM製造は、やっぱり、ポイントは、日本独自素材を活用した差別化戦略だろう。

CBDは、加工してくれる委託工場が無いという理由で、市場が活性化していないのだろう。回収リスクと医薬品区分移行リスクも、大きな理由だろう。
受託加工工場の多くは、製造NGです。弊社もカプセル×、液剤形態なら△です。
ずっと、探り合いが続いています。
おそらく、Yahooなど大手の広告考査に通らないと、グレーゾーン商品から脱却しないだろう。

あと、会社ランキングは、やっぱり、ニュース配信の数と密接です。
まぁ、会社ランキングが上がるからといって、すぐに問い合わせが増えるという訳ではないですからね・・・。
上位にポジショニングされると、やっぱり、競合さんからのチェックが多いのだろう。

最後に・・・
やっぱり、新規参入や新規案件が減っていると、今より先が苦しくなります。少ない中でも、必死に案件を勝ち取っていかなければならない。今は前年を維持できてても、今後は自信無い。
私は、淡々とSEO対策を様々な方法で行っていくだけです。
余裕そうに見えるかもしれませんが、結構必死です。
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  • 結局 再びLenovo ThinkPadに
  • NMN商品と原産国表示
  • 競技空手の足さばき/最新の足さばき
  • 和のヴィーガン食:精進料理について考える
  • NMNの最も体感しやすい機能性は?
  • 空手の呼吸法を利用する形のススメ
プロフィール

博士(水産学) 46歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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