一昨日、日健栄協からタイトルのような支給原料情報シートが公開されました。



原料を支給されるケースも増えているため、何らかの原料情報シートが必要になる。
特に、中国から輸入して支給される原料が増えてきているため、こういった情報シートのニーズは高まっている。

弊社も、支給原料用に、独自な原料情報シートを要求するようにしている。
まぁ、弊社の情報シートは、日健栄協の情報シートの約9割を満たしている。反対に、日健栄協の情報シートは、弊社の情報シートの約7割しか満たしていない。簡易版だからだろう。

ちなみに、弊社の情報シートは、本日、日健栄協の情報シートを100%網羅するようにした。ついでに、ラベルや外装などの情報も入れるようにした。
もちろん、弊社主要原料の日健栄協の情報シートも作成した。

ただし、以下のページでも紹介しているように、品質管理に必要のない製造条件などは入れていない。そのため、弊社の情報シート同様、NDAありなしでん¥2種類のものが作成された。


そこでわかったことが2つ。
まず、珪藻土などのろ材まで加工助剤として記載させるんら、加工助剤は2行で足らん!
弊社の原料は、食経験の長い素材を由来としていることが多く、意外に食薬区分リストに収載されていないものある。

鮭・軟骨(軟骨・魚類)
ブドウ・果実
※種子と種皮はある
レモン・果皮※葉はある

が最たる例です。
当たり前すぎて、食薬区分リストに載らないのだろう。

さて、話は戻り、この情報シートは、今後、いろいろな局面で求められる機会が増えるだろう。

例えば、企画会社などが原料支給を行って受託加工会社で商品の製造を行う際。
弊社なんて、その最たる事例です。
もし、弊社の委託先がすべての支給原料で求めてくるようになったら、かなりの手間がかかってしまうでしょう。

一方、今でも、今回の日健栄協の情報シートの簡易版をすべての支給原料で求めてくる委託先(ある日健栄協以外のGMP認証)があるので、今後、日健栄協のGMP工場でも、支給原料に対して情報シートが求められるようになる可能性は高い。
こういった雛形があると、顧客や取引先にも求めやすくなりますから。

また、当然、原料メーカーは、原料を支給して受託製造を請け負っている企画会社さんから本情報シートを求められるだろう。

これも、時代の変化なのだろうなぁ・・・。
大変な時代。
一方、いち早く対応して、使い勝手の良い原料と思われると、採用も増えるだろう。こういった時ほど、チャンスがある。

ちょうど、今ほど、各自社原料の調査書をPDFにしてフォルダにまとめ終わりました。
いつでもコピペで送信可能になりました。
めっちゃ大変だった・・・。
弊社の情報シートもパワーアップ!