コロナにより、飲食業や観光業などは、何も悪くないのに壊滅的な状況に追い込まれました。

そして、今年は、観光業の復活のないまま、急速な円安が進んでいます。
記事にもあるよう、円安倒産というものも生じてきているようです。



中小だと、値上したくても受け入れられなかったり、値上げしたら切られてしまうケースがあるからだろう。

そう、今年は、輸入商社受難の年。
特に、米国を中心とした欧米系とドル建てのビジネス。
弊社は、OEM事業が半分で、原料事業も圧倒的に国内原料流通割合の方が大きいので、輸入原料事業はメタメタだが、経営に大きな影響を生じさせていない。
設立当時のように、純粋な輸入原料商社に近い状況だったら、地獄だっただろう。
でも、この状況は、とても痛い😢
増収減益になっても、大幅な減益だろう。

これだけ急速に円安が進むと、どうしても値上げするタイミングを失ってしまう。
例えば、今、先を見越して値上げするなら、為替は、1ドル150円を想定する必要があるだろう。

この健康食品サプリメント業界は、価格変更に対して、厳しい制約を設けている企業は少なく、道徳的に猶予期間を設けることで値上げが行われてきました。

一方、今年は、あまりにも円安への移行が急速過ぎます。特に、8月と9月は異常事態です。

3/1:116円台
4/1:123円台
5/1:130円台
7/16:139円台
8/1:132円台→8/13:133円台→8/22:138円台
9/8:144円台

輸入商品の場合、この急速な円安傾向で値上げの猶予期間を求められても、よく回っている原料ほど、難しいの現状です。

そして、最も怖いのは、苦しい状況で値上げせざる負えなくなっているのに、猶予期間を設けたがために駆け込み発注や予約発注が行われて、窮地に追い込まれてしまう可能性です。
今年のような急激過ぎる円安の場合、そういったことが普通に生じてしまいます。

そのため、今、輸入原料は、猶予期間を設けたくても、儲けれない事情があるのです。

実際、弊社のOEM事業でも、発注後に値上げの連絡が届くことも少なくない。
その場合、弊社で吸収でいる範囲であるか?を検討し、吸収が難しければ、お客様に事情説明して値上げをお願いしている。
弊社がいきなりの値上げを拒んでも下請法には抵触しないのだが、事情がよくわかるから応じることにしている。

何れにしても、原料メーカーは、安定した価格での安定供給を求められるが、今後も世界情勢がこれだけ目まぐるしく動くのでれば、苦しい日々が続くだろう。

弊社の方針としては、ギリギリまで頑張って、値上げを最小限に留めたいと考えています。
仮に利益がゼロになっても、価格を維持しようと覚悟している原料もある。
その代わり、円高に推移した際、値下げも行わない。また、研究開発費も、ストップする。
トータルで見ることにしている。

特に、弊社の原料事業は、先述の通り、国内原料流通割合が高い。加えて、営業窓口と仕入れを私だけで行っている事業のため、輸入原料事業の損失は、私の個人成果が落ちるだけです。
まぁ、わずかに残していたOEMが大爆発しているから、トータルで見ると私個人成果も上がる見込みなのだが。

まぁ、そうは言っても、ここ数日、胃がキリキリ痛い日が続いています。受注ラッシュで、景気は良いのに。
仕入れにも追われているので、夜も安眠できん。
でも、気持ちを切り替え、先を見て頑張るしかないんだなぁ・・・。