紅麹問題が起こり、あまり関係ないのに、機能性表示食品制度も見直されることになり、今回、改めて機能性表示食品と向き合ってみようと思う。
ぶっちゃけ、弊社は、エビデンスを重要視していて、これだけヒト臨床試験等を行っていても、機能性表示食品に対して後ろ向きな会社です。
ルールが勝手に変えられるし、制度自身が不安定だから。
まぁ、基本、医薬品業界と最も摩擦を生じる制度であり、政治が変わるだけで、この機能性表示食品制度も変わってしまう。
例えば、昨日紹介したようなジオスゲニンに対する素晴らしい有効性が示されても、安心できない。
むしろ、この有効性データは、医薬品業界を脅かしかねないので、潰しの動きが起こる可能性もある。ジオスゲニンの食薬区分を医薬品成分に戻すなど。
だから、弊社も、リスクマネージメントとして、また東京都の指導として、山芋抽出物中のジオスゲニン含有量を20%未満に調整している。
また、念には念を入れ、ヒトでの安全性試験も実施している。
機能性表示食品の市場って、そんな市場だと思う。
まぁ、弊社のOEM顧客層には、適していない。
対応しても、人件費的に見合う最小ロットを引き上げているので、なかなか決まらない。
原則、原料やOEMでも、大口に限定している。
まぁ、パートナー企業は除外して。
機能性表示食品は、広告基準も厳しくなる。
栄養機能食品も同様だったのだが、近年は、度を超えなければ、あまり煩く言われない。
栄養素の機能性に関しては、食品の領域として認められている証拠だろう。
また、後ろ向きな理由として、機能性表示食品は、本当に売れるのだろうか?という疑問が払しょくできない理由も大きい。
売れていない機能性表示食品の存在は、多数見てきているから。
あと、機能性表示食品に後ろ向きであまり手掛けていなくても、弊社は、成長し続けており、十分に儲かっているから。今期も、すでに半期で前期売上の63%を達成しており、まだまだ伸びるだろう。
一方、弊社は、ヒト臨床試験は行い続ける。
ただし、日本市場向けではなく、海外市場向け(主に北米市場向け)の基準で試験を実施していく。
大変なるだろうけど、それが正解だと思う。
今後、機能性表示食品制度が再び変わる。
もう中小企業の領域の商品カテゴリーでなくなる可能性もある。
まぁ、論文のインパクトファクターが問われるようになったり、利益相反が今まで以上に厳しくなったり、一部の商業誌がNGになってきたら、完全に大手さんだけの市場になってしまうだろう。
すでに、科学雑誌の受け入れ基準が厳しくなってきているので、海外基準で動いていれば、今後、その論文条件強化にも対応できるようになるだろう。
ただし、北米は、機能性関与成分としてのデータより、原料としてのデータを求められるようになってきているので、複数の機能性関与成分から成り立つ原料は、大変なのだが、上手く対応していく必要がある。
これが大変。
何れにしても、機能性表示食品とは、適度な距離を保ちつつ、付き合っていくことになるだろう。
実際、今期は、機能性表示食品を1つも手掛けていない。
昨年申請して、受理された商品はあるが。
既存顧客の中でも、まめ鉄を鉄として10mg/日配合した商品のリピート率やLTVが凄まじい点や、高単価な5-デアザフラビンのサプリの売れ行きが好調な点など、弊社は、機能性表示食品とは全く別の所で儲かっているからなぁ・・・。
まぁ、各社で、いろいろな考え方やスタンツがあるだろう。
今後も、弊社なりの考え方とスタンツで、ビジネス展開していこうと思う。
ぶっちゃけ、弊社は、エビデンスを重要視していて、これだけヒト臨床試験等を行っていても、機能性表示食品に対して後ろ向きな会社です。
ルールが勝手に変えられるし、制度自身が不安定だから。
まぁ、基本、医薬品業界と最も摩擦を生じる制度であり、政治が変わるだけで、この機能性表示食品制度も変わってしまう。
例えば、昨日紹介したようなジオスゲニンに対する素晴らしい有効性が示されても、安心できない。
むしろ、この有効性データは、医薬品業界を脅かしかねないので、潰しの動きが起こる可能性もある。ジオスゲニンの食薬区分を医薬品成分に戻すなど。
だから、弊社も、リスクマネージメントとして、また東京都の指導として、山芋抽出物中のジオスゲニン含有量を20%未満に調整している。
また、念には念を入れ、ヒトでの安全性試験も実施している。
機能性表示食品の市場って、そんな市場だと思う。
まぁ、弊社のOEM顧客層には、適していない。
対応しても、人件費的に見合う最小ロットを引き上げているので、なかなか決まらない。
原則、原料やOEMでも、大口に限定している。
まぁ、パートナー企業は除外して。
機能性表示食品は、広告基準も厳しくなる。
栄養機能食品も同様だったのだが、近年は、度を超えなければ、あまり煩く言われない。
栄養素の機能性に関しては、食品の領域として認められている証拠だろう。
また、後ろ向きな理由として、機能性表示食品は、本当に売れるのだろうか?という疑問が払しょくできない理由も大きい。
売れていない機能性表示食品の存在は、多数見てきているから。
あと、機能性表示食品に後ろ向きであまり手掛けていなくても、弊社は、成長し続けており、十分に儲かっているから。今期も、すでに半期で前期売上の63%を達成しており、まだまだ伸びるだろう。
一方、弊社は、ヒト臨床試験は行い続ける。
ただし、日本市場向けではなく、海外市場向け(主に北米市場向け)の基準で試験を実施していく。
大変なるだろうけど、それが正解だと思う。
今後、機能性表示食品制度が再び変わる。
もう中小企業の領域の商品カテゴリーでなくなる可能性もある。
まぁ、論文のインパクトファクターが問われるようになったり、利益相反が今まで以上に厳しくなったり、一部の商業誌がNGになってきたら、完全に大手さんだけの市場になってしまうだろう。
すでに、科学雑誌の受け入れ基準が厳しくなってきているので、海外基準で動いていれば、今後、その論文条件強化にも対応できるようになるだろう。
ただし、北米は、機能性関与成分としてのデータより、原料としてのデータを求められるようになってきているので、複数の機能性関与成分から成り立つ原料は、大変なのだが、上手く対応していく必要がある。
これが大変。
何れにしても、機能性表示食品とは、適度な距離を保ちつつ、付き合っていくことになるだろう。
実際、今期は、機能性表示食品を1つも手掛けていない。
昨年申請して、受理された商品はあるが。
既存顧客の中でも、まめ鉄を鉄として10mg/日配合した商品のリピート率やLTVが凄まじい点や、高単価な5-デアザフラビンのサプリの売れ行きが好調な点など、弊社は、機能性表示食品とは全く別の所で儲かっているからなぁ・・・。
まぁ、各社で、いろいろな考え方やスタンツがあるだろう。
今後も、弊社なりの考え方とスタンツで、ビジネス展開していこうと思う。