弊社は、かなり減ったけど、紹介案件もそこそこあります。知名度のある大手企業の案件も少なくありませんでした。近年は、あえて大手企業の紹介案件を避けていたりします。というか、大手企業の直案件ですら避けている。

まぁ、弊社ほど、露骨に大手企業案件をWeb上でお断りしてる会社も珍しい☺
こんなところに、ここまではっきり書かれると、流石に大手企業からOEM案件問い合わせは来ない。



その理由は、弊社に適さず費用対効果が合わないケースも多いからです。

特に、押しつけのような紹介で、相手方が乗り気ではなく、ゴリゴリの営業や低利益率の商売を強いられる案件は最悪です。
まぁ、紹介者が成約まで面倒みてくれるのであれば、しっかり条件すり合わせを行った上で行っても良いと思う。

最悪なのは、後出しジャンケンで、法外なキックバックマージンを求められるケース。



過去、紹介だけなのに利益の半分くらいのマージンを求められたり、私のコンサル費用に対してまでマージンを求められたこともあります。
相手方の我々のダブル取りする悪党もいる。

こういった輩って、景気が良さそうな所に群がるので、交流会やセミナーなどでうろちょろしている。
私が表に出なくなった一因でもある。

また、大手企業は、土壇場で商流を変更させたり、無駄な契約・手続きが多いので、初回売上時はほぼほぼ営業利益は赤字である。

だからと言って、紹介案件ほど、リピート受注率が高い訳でもなく、1-2回の発注で終わることも多い。
本気で合わない・・・。

ちなみに、近年、多くの企画会社が廃業や事業縮小に追い込まれている。
製造所固有記号制度の罪だと思う。



大手企業に限らず、多くの企業が製造スキームの見直しを行った。製造所固有記号で、競合の製造工場もわかるし、どこに依頼すれば作ってもらえるかも情報公開されたようなものなので。

この業界は、少しでも中間マージンを減らして、コストダウンしようとする力が働きやすい。仮に企画会社が良い提案してヒットさせても、企画会社を外して別の工場で類似商品を作られることも少なくない。
企画会社が衰退した理由である。

担当者の入れ替わりが激しい大手ほど、企画会社を外す傾向がある。
新しい担当者は、コストダウンでしか評価を得れないので、必然的に製造面のコストダウンで企画会社を外そうとする。会社も見て見ぬ振りする。

そして、トドメを刺したのは、原料価格や人件費の高騰である。
それらが利益率を圧迫して、ますますコストダウンしなければならない状況ができてしまった。

実際、問屋商社も、同様な被害に合っている場合も少なくない。



これは、日本ビジネス特有の商習慣のように思う。
大手企業への媚び諂いが強い。自分さえよければ良く、モラルがない。
まぁ、昭和文化とも言えるだろう。

欧米企業は、公平性としてリスクマネージメント部分を要求し、契約社会なのでガッツリ契約で縛ってくる。日本の中小企業は、案件が喪失するリスクから大手企業に求めれない。

極論、日本市場は、付加価値戦略や防衛戦略がなければ、中小企業が生き残っていけない市場なのである。

そのため、弊社の方針として、基本、企画会社の案件は、弊社の原料を多く配合した提案しか行わない。
企画会社と主に我々も外されるリスクを減らすためである。
結果、企画会社も守ることになる。

基本、弊社に従わないのであれば、付き合わない。

企画会社案件に限らず、指定設計の案件は、うちのOEM専用原料を配合しない限り、原則、受けないのが弊社の方針。必ず請負条件として提示している。

一方、最終的な受ける受けないは、営業マン達に一任している。実際、受けてしまい工場を変更された営業マンもいる。
営業マン達は、失敗しながらも学んでいく。
ええ勉強だ。

最後に、これだけ大手企業のOEM案件を受けない徹底した方針を宣っているが、原料事業は、大手企業とのビジネスが多い。
まぁ、大手企業は原料事業で付き合ってくれというのが私の考え方。
大手企業だからと言って、価格で譲歩することはない。

弊社は、大手企業としては、非常に付き合いにくい会社なんだろうなぁ・・・。