私は、何だかんだで、弊社の採用担当者でもあるため、他社に比べて募集する頻度は低いですが、採用のために募集を行っています。
弊社は少数精鋭のため、かなりハードルが高いですが、良い人がいれば増員するつもりでいるので、ここ最近は、常に募集をかけています。
手間をかけさせて志望動機などを提出してもらうので、書類はしっかり目を通します。ご希望に添えなくても、目を通していることがわかる返信を行うよう心掛けています。コピペ返信は、応募者に失礼なので。

今回は、公にコメントすることが少ない採用担当者目線のコメント。
いろいろな方にお役立ていただければと思っての記事です。
是非、参考にしていただければと思います。

さて、最初からそれてしまいますが、最近では、中国営業担当の人材を募集しました。

oubo

168人もの応募があって、ビックリしましたが、とても勉強になりました。
日本語能力試験N1合格でも日本語力はピンキリであり、かつ多くの方は日本人の中で仕事した経験が少なく、どなたもキャリアアップ志向が強く定着意識が低いことがわかりました。

一方、日本人の採用基準って、特に中途採用の場合、ある程度のセオリーがあると思います。
おそらく、良い会社ほど、人事担当者は、書類選考の段階あたりで、以下の条件でスクリーニングをかけているケースが多いと思う。

・最大在籍年数
・3年以上在籍の会社数

・退職理由
・容姿(写真)

石の上にも三年というように、3年以上在籍した上での転職活動の方が評価され好待遇の会社での採用を得やすいでしょう。
選んだ会社が大変な会社であっても、我慢できるのであれば、3年くらいは我慢した方が良いというのが私の率直な意見です。その方が良い転職先で採用される可能性は高まるでしょう。

特に、2年未満の在籍による転職が続くのであれば、書類選考で落ちてしまう率が高まってきてしまうでしょう。
まぁ、最初の会社は仕方なくても、2社目以降で短い在籍が続くようであれば、かなり致命的になってくるのが現実だと思われます。

要するに、多くの会社の人事担当は、人の出入りを嫌い、離職率が上がることを嫌うのです。
特に、成長している中小企業は、その気質が強いと思われます。
弊社も、典型的に、そのタイプの会社。

なので、もし、在籍期間が短い状態で転職活動を行うのであれば、それなりの理由を説明し、かつ長い在籍を望む意思を示す必要があるでしょう。

一方、そうは言っても、在籍期間が短くても、転職活動を成功させる必要がある!
背に腹は代えられない。
その時、重要になるのが、自己PRシート。

ぶっちゃけ、自己PRシートって、ほとんど読まれない。

それを読ませて、気を引けば、転職活動の成功へとつながってきます。

1. 応募先の分析
2. 自分ができること、やりたいことの自己PRへの反映(未来図作成)
3. 他人にない自分の特技のPR

2については、弊社の書類選考時に求めています。
その際、弊社のことをどれくらい調べてくれているかな?というのも大きな評価ポイントになります。熱意が必要。
上記の理由から、たくさん手当たり次第に応募するのではなく、応募先を絞った方が勝率が上がると思う。自分自身、1社しか就職活動で落ちたことないとはいえ、受けたのも8社だけです。

3に関しては、今は、博士号を持った営業マンというだけで、大抵の会社は興味を示してくれるだろう。
でも、持っていなかった時は、自分の特技を徹底PRしました。なるべく、他の人ができない特技。一番効果的だったのは、自己PRイラスト。アドビのイラレを使って作成しました。

重要なのは、自分をどのように表現して興味を持たせるか?に尽きるだろう。
本質は、通販クリエイティブと同じ。

あと、中国人の方でも、日本の大学を卒業されていない方ほど、履歴書上の写真に気を使われないんだなぁ・・・思いました。全員、全く違い、実物の方が良いケースが多かったです。
日本人とは逆。
日本企業って、裏のルールとして、大企業になるほど容姿を重要視するので、写真だけでも綺麗に撮っておく必要があります。これは、大学生時代、品川駅までの居酒屋アルバイトで、常に感じていたこと。大事なのは清潔感と明るさ。

ちなみに、転職活動において、退職後に就職活動を行う方も少なくないですが、私は、就業中での転職活動をオススメする。
悪い会社ほど、足元を見るからです。
最悪、提示されている給与形態や勤務形態が微妙に違うことがある。主に基本給、最低賃金+手当だらけだったりもする。

会社選びについては、この1つの数字に尽きるだろう。

離職率

もちろん、業績も大事なのだが、成長している良い会社ほど、人の流動性は低く、離職率も低い。
常に多人数の募集がかかっていて、ドンドンを入れてドンドン辞めさせる会社は、どんなに大手でもブラック企業である可能性が高い。
保険会社や美容業界なんて、最たる例。

一方、人が商品である企業ほど、人材がが財産であり成長のカギなのだが、使い捨てにしている企業も少なくない。また、非営利の会社(例:介護や保育)ほど、給与も安く激務である可能性もあるので、注意が必要である。
弊社のOEM事業も、まさに人が商品であり、弊社は、低離職率で成長し続けている会社です。



まぁ、その離職状況については、なかなか情報が得にくいケースも存在します。まぁ、転職情報サイトで、クチコミを見てみるのも一手でしょう。

基本、円満退社している人ばかりではないから、悪いことの方が多そうですが、参考にはなると思います。

何れにしても、自分の資格や経験に捕らわれず、柔軟に思考し、新しいことにもチャレンジしつつ、良い会社を選ぶべきなんだと思う。
ある意味、今の若者は、営業職を嫌うけど、意外に、そんなところにチャンスがあったりもするんだろう。

P.S.
最初の会社での所属先は、入社時、研究開発部でした。でも、入社初日の研修日、当時の営業部長だった遠藤篤子さん(遠藤さんの次の職場が以下の記事)が「本社にいないと出世しない」と言って、無理やり工場勤務から本社勤務(学術企画部)に引き上げたのです。

女性誌のキャラバンにも連れて行ってもらいましたし、初めて化粧品通販にも触れることができました。
私の人生にとって大きな分岐点と言っても過言ではないでしょう。まぁ、ハチャメチャな方でした(笑)が、とてもお世話になった方の人です。

【独り言】
ちなみに、残業が多くても給与水準も高く離職率の低い会社というものも存在する。
弊社も、その1社。
会社として残業させたくないけど、社員達が結果を出すため、残業してしまう。弊社は、ノルマもブッシュ型営業もないけど、結果を出せば出すほど賞与に反映されてしまう仕組みが理由だろう。
まぁ、その分、手当を出したり賞与に反映して対応するから、ますます残業してしまうのだろうが、弊社としては、好ましくないと考えている。弊社の課題。

まぁ、弊社としては、安定より高収入を望むような野心の強い人間の方が適しているのだろう。
だからと言って、設立以来、弊社は、一度も赤字がない。

また、最近思うのだが、弊社は、未経験者の方でも結果を出せる運用体制になっており、経験者は前職の癖で上手く運用できないケースも起こり得るだろう。
長い社員は、二人とも未経験者。まぁ、新しいことにチャレンジできるガッツがあるような人の方が、弊社に適しているのだろう。