先日、以下のような還元型NMNであるNMNHのページを弊社サイト内に作成しました。



基本、現段階では、要冷蔵の原料であり、商品化しても安定性の問題が生じてきそうです。

安定性に問題がある原料って、結構ある。
HMBも塩が主流だし、R-リポ酸も常温で液化するので包接体しか原料流通していない。

また、米国で流通しているのは、NMNHのナトリウム塩です。
まぁ、それなら安定するでしょう。
一方、どこが原料流通させているのか?よくわからない。

良い原料ではありそうなので、ナトリウム塩で、NMNの価格と大きな差がないのであれば、使用してみたいと思う。

理想は、NMNHを日本国内でナトリウム塩に加工することだろう。
米国の相互関税も躱して、米国に供給することも可能になるだろう。まぁ、そこまで本気でNMNHに取り組む原料メーカーがあればの話だが。

なお、日本での流通や食薬区分については、上記の弊社サイトを見たもらいたい。
そんな位置付けだと思う。

来週、食品開発展2025でも、NMNHが出展される可能性がある。もしあれば、上記の情報を得てから対応した方が良い商談につながりやすいだろう。

私は、ひとまず、待ちの状況です。


P.S.
米国では、ナトリウム塩ではないNMNHの商品も出てきている。
安定性、大丈夫なのかな?

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。