火曜日、ブルース・エイムス教授が先月亡くなられていたことを知りました。
今回は、その追悼記事。



ブルース・エイムス教授は、カリフォルニア大学バークレー校やオークランド小児病院に所属され、抗酸化物質研究の第一人者です。この業界で復帰突然変異試験であるエイムステストを知らないと、勉強が足りない。

そして、晩年、エイムス教授は、長寿ビタミンとしてエルゴチオネインの研究もなされていました。



あまり知られていませんが、αリポ酸(チオクト酸)の研究をされていたこともありました。

私自身、エイムス教授とは、直接的な交流はございませんでした。
一方、カリフォルニア大学卒の弊社米国エイジェントでありSloIron社の社長がエイムス教授との交流があり、エルゴチオネインについても、約12年前に紹介してもらっていました。

当時、このエルゴチオネインも、まだ早いなぁと思いつつ、そのうち、市場が大きくなっていくだろうと思っていました。

結局、マッシュルームじゃあ、ビタミンDは上手く上がっても、エルゴチオネインまで上がらなくて原料製品化は断念したんだけど。

未だちょっと早い。ようやく、米国で合成品の原料でGRAS認証が申請されたりし始めた頃合いです。
まぁ、早くても、あと2年くらいは火が付くまでに時間を要するだろう。

何れにしても、尊敬すべく素晴らしい研究者がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。


P.S.
弊社のエルゴチオネインのページにも、少しブルース・エイムス教授の文面を追加いたしました。

これからの素材です。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。