日々、お知らせ続きで、申し訳ございません。
今回は、まめ鉄のUSDAオーガニック認証についてのお知らせです。しかも、衝撃的な。



要するに、今後、アメリカ農務省のオーガニック基準の変更に伴い、USDAオーガニック認証を維持できなくなるということです。

鉄も有機豆由来なのに、理不尽な判断。
農務省の決定だから、逆らえない😢

なお、この基準変更は、文面等で公開されていないですが、案件別に個別対応されているようです。

今年の更新手続きの際、急に通達され、この状況が発覚しました。
私も、今朝に行われたSloIron社の緊急役員MTGで知りました。

実は、この基準強化の背景には、相次ぐ不正問題があります。
3年前、インドで大規模な不正が見つかり、インド産のUSDAオーガニック認証の大部分が不許可となりました。

鉄を5%未満にすれば良いのですが、それはそれで、別の問題が生じる。調整も大変。
特に大豆は、豆中の鉄含有量が多いため、5%未満に調整するのは、かなり難航すると予測されます。まだ、えんどう豆由来原料の方が調整しやすいでしょう。

また、製法を変更すると、有効性データや安全性データが利用できなくなるので、不用意に製法や製造条件を変更できない背景もある。

本原料としては、ダメージ大😢

交通事故にあった気分。

私の調査では、現在、USDAオーガニック認証を謳っている商品は、半数程度かな・・・。
10月末までにクリエイティブ変更してもらう必要があります。
今後の対応が思いやられます・・・。
粛々と対応せざる負えない。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。