夏休み前に、2本ほど、少しインパクトのある記事を書いておこうと思います。
先日、1本目を投稿したので、今回は2本目。

二本目は、ネット系通販会社の多くが行っている最新の商品開発スキーム。一部の優秀なOEM営業マンも理解しているでしょう。

近年の商品開発は、販売者さんによるネット上での比較調査から始まります。
基本、クリエイティブ調査から始まります。
要するに、売れている商品の売れている要素を調査します。

具体的には、主材となる成分をキーワードにして、商品比較を行っていき、売れていそうな商品を様々な情報源からピックアップし、売れているクリエイティブを調査していくというフローで行われます。

そして、売れてる強いクリエイティブがあれば、そのクリエイティブを謳える、もしくは更に強いクリエイティブを謳える原料調査に移行します。

まぁ、ChatGPTに意見を聞いたりなども行われています。
私も調査結果を共有してもらいましたが、無難な回答をしていました。

したがって、こういった商品開発が行われるので、販売者さん主体で原料選定や商品設計が行われるようになっています。

だから、原料営業の現場でも、先日紹介したような変化が起こってきます。



こういった変化によって、原料営業のやり方も変わってきています。

OEM会社に営業に行っても、あまり意味なくなってきています。
特に、ネット系通販会社向けの案件の場合。

まぁ、私の個人的意見ですが、販売者と一体となってクリエイティブ開発が行える体制が無ければ、新規原料は、なかなか売れない状況が生じてくるでしょう。

次に、こういったスキームで商品開発が行われてくると起こること。
模倣品/コピー品がたくさん出てくる。
パクリ合戦になっていってしまう。

もちろん、賢い先駆者は、パクリ対策などをしっかりと講じてくる。
そのパクリ対策は、原料メーカーの協力が無ければ、なかなか難しいだろう。

結局、私が提唱する原料ベースの商品開発を行っていかないといけなくなる。

要するに、しっかり儲けるためには、原料メーカーと協力しながら、商品のライフサイクルとLTVを最大化することが不可欠ということなのです。

一方、販売者もOEM会社も、如何に原料メーカーを敵に回すと面倒か?ということまで理解していない。
基本、弊社は、OEM案件から原料案件にスゥィッチした案件に対しては、容赦がない。コストメリットが出ないようにしているし、じわりじわりと潰しに行く。

弊社でも、原料の面からサポートしている企業で、10億円超え通販企業が2社生まれている。
特許戦略も一緒に取り組んでいるし、競合対策のデータ取りも行っていたりもする。

最後に、こういった商品開発の変化は、業界が成熟し、競争が激しくなってきているため、必然的に起こっている。

そして、今後、しょぼい新原料は出ても、ビックな新原料って、なかなか出てこないので、ビックな新原料が出たら群がるだろう。
でも、5-ALAやPQQのような戦略で大手主体の展開が行われれば、なかなか伸びないだろう。

現在、弊社では、新原料の5-デアザフラビンについても取り組んでいるが、数件案件が決まっているので、分析面からの差別化を勝ちクリエイティブ演出を行っていこうと模索している。
NMNで培ったノウハウを活かしている。

まぁ、こういった販売に関わるサポートは、販売教唆との兼ね合いも気を付ける必要があるので、関連法規に熟知していないといけない。
また、クリエイティブ開発のノウハウやスキルも必要になってくる。
原料メーカーも、求められるものが増えてきている。大変な時代。

さて、次は、どのようなスキームで、商品開発が行われていくのだろう。
しっかりウォッチしていかないとなぁ・・・。


P.S.
ChatGPTの調査結果について。
私は、AIの限界も感じました。
例えば、特許や非公開ノウハウなどは反映されない。
特に非公開ノウハウは、情報が無いからAIに利用されない。ただし、特許は、そのうち、対応してくるかもしれない。
さて、どんな時代になるのやら・・・。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。