近年、日本でも、運動生理学/身体運動科学をベースとして、様々なフィジカルトレーニングやメンテナンスが行われるようになりました。
米国は、その最先端。
なかやまきんに君の筋肉留学も、最先端の技術を学びに行っている。

また、大谷翔平選手のようなトップ選手の多くは、最先端の技術が取り入れられているだろう。
ちなみに、大谷選手の肩甲骨まわりの異常な柔らかさは有名。

一般的に、空手の場合、上段蹴りを行うため、股関節周りの柔軟性が求められる。特に裏回し蹴りだと、股関節が硬いとスナップが利かない。
なお、ピッチング(投球)と突きは、脇を開くか開かないかの違い。肩甲骨周りを柔らかくすると、突きが伸びるし、しなる。

最近、気が付いたのは、特に重要なのは、内転筋と肩甲骨を中心とした背中全体の柔らかさ。
他にもあるのだが、それは、秘伝なので秘密。

基本、背中は、腰痛とも大きく関係する。稼働部分だけが柔らかくてもダメみたい。特に、肩甲骨周りは、重要だと思う。
ぎっくり腰で、肩甲骨周りをストレッチする治療法が物語っているのだと思う。

内転筋は、言うまでもない。
特に、和道流は、内転筋を使って腰を回せないとダメ。まぁ、ボクシングのストレートも同じ。一軸で回すか、二軸で回すかの違いだけ。
まぁ、ここでも、背中が硬いと、しっかり腰を回せないのだろう。

空手の組手もボクシングも、腰の回転可動域を広げるため、しっかりとストレッチを行っておく必要がある。
そうしなければ、怪我も増えるし、動きも硬くなる。パフォーマンスにも影響が出る。

まぁ、一般的に、開脚などのストレッチが準備体操に行われる。
体軸周りの体幹ストレッチ(コアストレッチ)が不可欠になってくる。

特に、定期的に運動しているシニアの方。
筋トレするより、体幹ストレッチを行った方が良い。

私は、股関節は、体質的に柔らかい。肩甲骨周りを始め背中も、徐々に柔らかくなってきている。
未だ硬いのは、首と裏腿。
今、肉体改造のため、毎朝、空手に適した体幹ストレッチしています。
5分くらいのストレッチで、汗ばむ、体が温まる。今まで、汗ばむストレッチは、経験がなかった。
ノウハウが詰まっているから、詳細は秘密。

肩甲骨周りだけ紹介。

首のストレッチにもつながる。

私は、肉体改造中で、毎朝、5分強ほど体幹ストレッチを行っていますが、時間は有限のため、厳選してメニューを選んでおり、上記のストレッチも組み込んでいる。

また、体幹ストレッチの書籍はたくさん出ている。
中身のないものや中身が薄いものも非常に多い。比較的使えるのは、この書籍。



実際、私も、似たようなストレッチを行っている。
脱力との兼ね合いなど、概念的なものも的をとらえていると思う。

さらに、そういった体幹ストレッチを具体的に空手(主に和道流)につなげていく方法などは、瀧川先生の書籍で紹介されている。



まぁ、直接教わらないと、理解できないことも多い。
動画が付いているから、他の書籍よりわかりやすいはわかりやすいのだが。

流派は関係なく、特に組手競技で、取り入れるべき良い内容が多い。

何れにしても、肉体改造中の私だが、柔らかい体が組手のスタイルや戦績にどのように影響するかが楽しみです!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。