ついに、カンナビノイドの商品で健康被害が起こりました。大麻グミという呼ばれ方で、報道されました。



今回、問題になったカンナビノイドは、HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)です。

HHCHは、大麻の中に微量に含まれるカンナビノイド:THCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)を水素化させたカンナビノイドです。

まぁ、9月6日にTHCHが指定薬物されていて、そのTHCHを水素化しているだけなので、今後、HHCHも指定薬物指定されるだろうなぁ。時間の問題。

加えて、グミなどに入れたりすると、加熱工程が加わるため、更に反応して、別の成分に変わる可能性もあるので、危険極まりない。
実際、私の個人的予想ですが、健康被害が起こった要因は、HHCHではなく、HHCHが変化した物質だと思われる。

実際、他の健康食品サプリメントでも、成分同士が反応して、成分が変化することがある。例えば、シトルリンとカルニチン酒石酸塩を配合した打錠では、酸の移行が起こり、カルニチン遊離体が作っれて錠剤が吸湿で溶けてしまう。
最悪のケース、体に良くない成分(毒性のある成分)が作られる。
そのため、米国では、そのリスク回避から、多くが単味処方の商品です。

今回の一件は、単なるカンナビノイドによる健康被害ではなく、機能関与成分の加工による変化リスクを表した事例だと思う。

弊社も、注意しないといけないなぁと痛感しました。


P.S.
HHCHは、原料受託バンクでも原料登録されています。



おそらく、SEO上、アクセスを増やす要因になるから残しているのでしょうけど、メディアとしての信頼上、こういったグレーな成分が登録されていることは、あまり良いことではないと思う。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。