先月から、数多くの韓国案件が弊社に届いていました。同じ内容の質問がたくさん来るので、対応が面倒だから、以下のようなページも作成して対応していました。



意外に、必ず求められたのは、工場の視察。
リナイスさんと協議し、条件付きで認めることにいたしました。また、条件を満たせない場合は、動画を提供するから我慢してくれ!という対応。
通販で販売する場合、ほぼ100%求められる・・・。

加えて、GMPの認証書も求めてきます。
こちらは、購入後に提供。最終顧客を開示してもらい、別の原料で認証書だけが使いまわされないように管理しております。

どうやら、プロテオグリカンがプチブームが本当に起こっているようです。
20~30kgの注文がポツポツ来るようになりました。

まぁ、北海道ブランドは強い!!

いろいろな会社とやり取りを行っていると、ほんと、そう感じます。
以下の記事のように、アジア圏での北海道ブランドの強さは、ずば抜けているようです。



また、やり取りの中から、弊社の顧客のクリエイティブも影響しているんだろう。
北海道が前面に出ていますからね・・・。
加えて、GMPの認証書にも北海道の住所があるので、この北海道の文字が欲しいのでしょう。

その顧客のWebで公開されているクリエイティブと同じようなものを要求されます。
顧客のクリエイティブは、私が出ているのですが、韓国版ではリナイスさんに出てもらうかなぁと思っています。

あと、一部の会社(個別認証取得希望の会社)は、Ⅱ型コラーゲンの定量方法について、細かく聞かれます。
今後、規格変更の予定と共に、以下のページを送って対応してもらっています。



まぁ、これで分析方法がわかるので、詳細な分析方法は、秘密保持契約締結した後と説明すると、ほぼほぼ一旦納得してもらえます。

意外に、韓国食品医薬品安全庁(KFDA)は厳しく、分析のレベルについても厳しく問われます。
コラーゲン系の素材は、余程の理由がない限り、抗体を用いた定量方法が求められる。
日本の機能表示食品制度より厳しい。

今後、韓国市場については、どのように発展していくかわからないが、できる限り市場が大きくなるようサポートしていけたらと思っています。
ただし、私はクリエイティブに出演する気はない ww


P.S.
なぜ?プロテオグリカン単味より非変性Ⅱ型コラーゲンも含まれる原料が求められるのだろう?
そこは、謎です。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。