今日の朝、エクソソーム分析の最終レポートが届きました。弊社が取り扱う原料で2380億個/g(某社の2倍以上)と高値の結果が出つつ、対照として用いた海外産の原料で定量限界以下という結果が示されました。

本結果は、300mg/以上配合してもらわないと、データの提供は行うつもりがないです。
しばらくは、原料販売でのデータ供給も、行うつもりがない。

どうしても、微量配合されて2380億個/gのエクソソーム濃度だけが独り歩きしそうだからです。

独自クリエイティブは、市場で勝っていくには不可欠な戦略です。



そして、原料メーカーが創った優れた独自クリエイティブを制限なく販売者に利用させるのは愚策です。
上記のような微量配合商品にばかり利用されて、原料販売量の増加につながってこなくなる。

このエクソソームに関しては、由来が同じでも、製法によって大きく差が生じることが明確になってきている。
もしかすると、製法によって、活性という質も変化してくる可能性がある。

当然、粗雑な作り方がされている原料は、量が少ないこともわかってきている。

まぁ、今後、食品用途では、エクソソーム素材がボチボチ伸びるだろうが、大きくブレイクするには決定打に欠けているとも感じていたりします。
合わせる素材によっても、売れ方は大きくことなってくるだろう。加工法も、定番のカプセルではなく、腸溶性コーティング錠などが良いだろう。
なので、ぼちぼち、売り方を探っていこうと考えています。


この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。