一昨年より、私は、ヒト臨床試験を実施して、論文投稿する場合、原則、英文で投稿することにした。
さらに、まめ鉄の論文からは、インパクトファクターを意識するようにした。
その一番の理由は、
海外展開!
和文論文のエビデンスでは、通用しない。
加えて、和文論文は、インパクトファクターが低いし・・・。
和文論文は、仮に英語の翻訳文を作っていても、あまり効果が発揮されない。
実際、弊社が一次代理店を務めるSCPコンプレックス-LSについても、再解析の英文論文を出した時の方が、「論文としての有用性」という手ごたえを感じることができました。
厳密に言うと、機能性関与成分としてヒト臨床試験論文を出すより、機能性関与成分を示しつつ原料製品としてのヒト臨床試験論文を出した方が論文としての有用性が高いだろう。
同様なことが、反復毒性試験などの安全性試験にも同様なことが言える。
例えば、GRAS認証を取得しようとすると、英文での試験報告書が必要になるだろう。
この部分は、海外事業において、圧倒的な差が出る。
まぁ、海外の場合、どうしても関税と営業経費が掛かるので、そこを加味した値付けも必要になってくる。英文で論文が出ているだけでは、売れるとは限らない。
なお、近年、三菱商事ライフサイエンスさんのNMN事業の展開に関しては、指摘というか、苦言がある。
NMNのヒト臨床試験を大学と連携して実施し、有名雑誌に英文で投稿するのは良いこと。
でも、そのやり方は、中国メーカーにしか利益をもたらさない。
国の研究助成金などを利用しているのであれば、国益に反すると言っても過言ではないだろう。実際、近年のNMN事業に関して、大きな収益を手にしたのは、中国のNMN原料メーカーが中心だろう。国産のNMNなんて、微々たるシェアしか取れていない。
研究員の自己満足の考え方。
もう少し考えてほしい。
こういった観点では、カネカさんや森永乳業さんなどは、海外展開の歴史が長いだけで、展開の仕方が上手い。
まぁ、カネカさんは、コエンザイムQ10で、NMNと同じような失敗をされているから、還元型コエンザイムQ10という(特許等で)中国企業が作れない成分で勝負しました。
弊社も、上記のようなことを考えながら、研究開発計画を立てている。
例えば、弊社も、ジオスゲニンに関して、そのままの遊離体でヒト臨床試験を実施する気は全くない。
基本、中国では安く作れないジオスゲニン包接体原料でしかヒト臨床試験を実施するつもりがない。
健康食品サプリメント業界も、完全に成熟し始めている。
日本に限らず、世界の市場も成熟している。
ある意味、原料メーカーに求められるものもレベルの高いものになってきている。そういった要求を満たしていけば、自ずと勝ち残っていくのだろう。
ぼんやりしている暇がない。
研究開発でも、走り続けなければならい!
気合で頑張るのみ!
P.S.
まめ鉄の論文は、7近いインパクトファクターの論文にチャレンジ中。
やっぱり、インパクトファクターが高い雑誌のレビューワーは、厳しい・・・。今回は、ハズレレビューワーに当たってしまったし・・・まぁ、とても勉強にはなりましたが。
さらに、まめ鉄の論文からは、インパクトファクターを意識するようにした。
その一番の理由は、
海外展開!
和文論文のエビデンスでは、通用しない。
加えて、和文論文は、インパクトファクターが低いし・・・。
和文論文は、仮に英語の翻訳文を作っていても、あまり効果が発揮されない。
実際、弊社が一次代理店を務めるSCPコンプレックス-LSについても、再解析の英文論文を出した時の方が、「論文としての有用性」という手ごたえを感じることができました。
厳密に言うと、機能性関与成分としてヒト臨床試験論文を出すより、機能性関与成分を示しつつ原料製品としてのヒト臨床試験論文を出した方が論文としての有用性が高いだろう。
同様なことが、反復毒性試験などの安全性試験にも同様なことが言える。
例えば、GRAS認証を取得しようとすると、英文での試験報告書が必要になるだろう。
この部分は、海外事業において、圧倒的な差が出る。
まぁ、海外の場合、どうしても関税と営業経費が掛かるので、そこを加味した値付けも必要になってくる。英文で論文が出ているだけでは、売れるとは限らない。
なお、近年、三菱商事ライフサイエンスさんのNMN事業の展開に関しては、指摘というか、苦言がある。
NMNのヒト臨床試験を大学と連携して実施し、有名雑誌に英文で投稿するのは良いこと。
でも、そのやり方は、中国メーカーにしか利益をもたらさない。
国の研究助成金などを利用しているのであれば、国益に反すると言っても過言ではないだろう。実際、近年のNMN事業に関して、大きな収益を手にしたのは、中国のNMN原料メーカーが中心だろう。国産のNMNなんて、微々たるシェアしか取れていない。
研究員の自己満足の考え方。
もう少し考えてほしい。
こういった観点では、カネカさんや森永乳業さんなどは、海外展開の歴史が長いだけで、展開の仕方が上手い。
まぁ、カネカさんは、コエンザイムQ10で、NMNと同じような失敗をされているから、還元型コエンザイムQ10という(特許等で)中国企業が作れない成分で勝負しました。
弊社も、上記のようなことを考えながら、研究開発計画を立てている。
例えば、弊社も、ジオスゲニンに関して、そのままの遊離体でヒト臨床試験を実施する気は全くない。
基本、中国では安く作れないジオスゲニン包接体原料でしかヒト臨床試験を実施するつもりがない。
健康食品サプリメント業界も、完全に成熟し始めている。
日本に限らず、世界の市場も成熟している。
ある意味、原料メーカーに求められるものもレベルの高いものになってきている。そういった要求を満たしていけば、自ずと勝ち残っていくのだろう。
ぼんやりしている暇がない。
研究開発でも、走り続けなければならい!
気合で頑張るのみ!
P.S.
まめ鉄の論文は、7近いインパクトファクターの論文にチャレンジ中。
やっぱり、インパクトファクターが高い雑誌のレビューワーは、厳しい・・・。今回は、ハズレレビューワーに当たってしまったし・・・まぁ、とても勉強にはなりましたが。
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