今日は、久しぶりに売上分析をがっつり行った。私は、大学時代に学んたデータ解析の手法を活用して、自社の売上や粗利について、結構、細かい数字まで分析している。
例えば、顧客一社当たりの売上・粗利と取引会社数なども、数値化して推移を見ている。
このグラフは、そこから顧客一社当たりの売上と取引会社数を抽出したものです。

この数値を見ると、毎年会社の入れ替わりがあるため、取引者数は、あまり増えていない。
一方、顧客一社当たりの売上が伸びているということは、成功するお客様が着実に増えていることを表しているのだろう。
実際、今期は、5000万円を超えるお客様が2社増えた。その内1社は、来期、1億円を超えるだろう。
そして、良くも悪くも、上位20社で売上の9割を占めており、5000万円を超える上位6社で7割近くを占めている。
一方、既存顧客は伸びていても、新規売上比率が約2%と、優良な新規の増えていないことがわかる。
まぁ、既存顧客の新規案件が含まれないので深刻に考える必要はないのだが、ここは、今後の課題だろう。
こういった状況は、市場動向も大きく影響している。
今年は、さらに市場の成熟が進んだ年だったからだろう。
薬機法が厳しくなり、ネット通販への新規参入が明らかに減ったと感じた。
ちなみに、ゴミ商品が見事に淘汰された年でもあった。
さて、上記のグラフを見ていただくとわかるのだが、新規取引会社は、ネット集客を本格化した2013年と2014年(正確には2012年後半)に一気に増えている。
2013年は、原料の顧客も多く含まれるが、2014年は、ほとんどがOEM顧客です。
弊社サイトのサプリブーム年鑑を合わせて見ていただくと良くわかるのだが、2014年には、中国向けの酵素商品ブームが起こっている。
その後、OEM事業は、ブーム素材の変化と共に、供給商品が大きく変わっていっている。弊社は、原料メーカーのノウハウを利用しながら、案件を獲得し続けた。
酵素→妊活サプリ→炭サプリ(黒汁)・水素→NMNサプリメント→フェリチン鉄という感じで。酵素ブームで上手く事業転換し、中国向けのメーカーとして100億円を超えるような中国系原料メーカーも現れてきた。
すごいなぁと思う。今じゃ、TVCMも行っているし。
NMNサプリメントは、まだ残っているが、それ以前のブーム品の商品は、妊活サプリ2商品を除き、ほぼなくなった。
やっぱり、ブーム素材って、一時的な収益にしかならず、LTVの長い収益源にはならないのだろう。
まぁ、例外はある。フェリチン鉄などは、オンリーワンの自社原料のブームなので、商材特性を考えても、長い期間、地味に伸びていくだろう。
今後、なかなかブーム素材は、出てこないだろう。
ある意味、米国の市場に近くなってきている。
あと、数値では見えないのだが、ジオスゲニンの食薬区分登録後、原料事業での新規取引会社数はやや増えている。
何れにしても、今後、展開が難しいなぁと思う。
上手く生き残っていかないとなぁ・・・。
例えば、顧客一社当たりの売上・粗利と取引会社数なども、数値化して推移を見ている。
このグラフは、そこから顧客一社当たりの売上と取引会社数を抽出したものです。

この数値を見ると、毎年会社の入れ替わりがあるため、取引者数は、あまり増えていない。
一方、顧客一社当たりの売上が伸びているということは、成功するお客様が着実に増えていることを表しているのだろう。
実際、今期は、5000万円を超えるお客様が2社増えた。その内1社は、来期、1億円を超えるだろう。
そして、良くも悪くも、上位20社で売上の9割を占めており、5000万円を超える上位6社で7割近くを占めている。
一方、既存顧客は伸びていても、新規売上比率が約2%と、優良な新規の増えていないことがわかる。
まぁ、既存顧客の新規案件が含まれないので深刻に考える必要はないのだが、ここは、今後の課題だろう。
こういった状況は、市場動向も大きく影響している。
今年は、さらに市場の成熟が進んだ年だったからだろう。
薬機法が厳しくなり、ネット通販への新規参入が明らかに減ったと感じた。
ちなみに、ゴミ商品が見事に淘汰された年でもあった。
さて、上記のグラフを見ていただくとわかるのだが、新規取引会社は、ネット集客を本格化した2013年と2014年(正確には2012年後半)に一気に増えている。
2013年は、原料の顧客も多く含まれるが、2014年は、ほとんどがOEM顧客です。
弊社サイトのサプリブーム年鑑を合わせて見ていただくと良くわかるのだが、2014年には、中国向けの酵素商品ブームが起こっている。
その後、OEM事業は、ブーム素材の変化と共に、供給商品が大きく変わっていっている。弊社は、原料メーカーのノウハウを利用しながら、案件を獲得し続けた。
酵素→妊活サプリ→炭サプリ(黒汁)・水素→NMNサプリメント→フェリチン鉄という感じで。酵素ブームで上手く事業転換し、中国向けのメーカーとして100億円を超えるような中国系原料メーカーも現れてきた。
すごいなぁと思う。今じゃ、TVCMも行っているし。
NMNサプリメントは、まだ残っているが、それ以前のブーム品の商品は、妊活サプリ2商品を除き、ほぼなくなった。
やっぱり、ブーム素材って、一時的な収益にしかならず、LTVの長い収益源にはならないのだろう。
まぁ、例外はある。フェリチン鉄などは、オンリーワンの自社原料のブームなので、商材特性を考えても、長い期間、地味に伸びていくだろう。
今後、なかなかブーム素材は、出てこないだろう。
ある意味、米国の市場に近くなってきている。
あと、数値では見えないのだが、ジオスゲニンの食薬区分登録後、原料事業での新規取引会社数はやや増えている。
何れにしても、今後、展開が難しいなぁと思う。
上手く生き残っていかないとなぁ・・・。
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