今週は、出張や忘年会が多かったため、空手の稽古収め後に残務処理です。基本、メールは、マナーとして、送信予約中心で、返信は最小限(重要なもののみ)。
もちろん、日本時間で土曜日の午前中は米国でオンタイムなので、ガンガン返信しますが。
まぁ、今、毎週土曜日の午前中は、仕事していることが多いのですが、米国がクリスマス休暇なので、静かな午前中でした。

さて、昔から、日本人って、働き過ぎな国民と言われている。

たしかに、諸外国の人達の働き方と比べても、日本は、働き過ぎだと思う。一方、これは、どこの国でも共通していることなのですが、一部のトップの経営者層は、アホみたいに働いている。そして、その分、高い給与を得ています。

一方、日本人の場合、その働き過ぎの人達は、末端や中間管理職に多いことが特徴的です。
これは、サービス残業も多く含まれ、海外では違法のケースも多いです。

また、ヒロユキさんの記事でも書かれているが、残業した人達も少なからず存在する。そういった人達からすると、残業禁止の会社に魅力を感じないだろう。



一方、過去、私の元同僚の人でも存在したのですが、残業時間はめちゃめちゃ長くても、全く働いていない人や休憩がやたらと長い人も存在する。
そういった人達は、実労働時間は少ないのに、残業代だけもらっているようなもんです。
まぁ、よくよくあることですが、タバコ休憩しない人がタバコ休憩する人に対して不公平感を感じるのと同じです。
テレワークでもPC前から退席するとわかるようなシステムを入れているような厳しい会社では、こういった休憩時間も、細かく定められていたりする。

ぶっちゃけ、会社側としては、性善説で動くか、性悪説で動くか、その兼ね合いが難しい。

実際、弊社の場合、残業に関しては、できる限り行ってもらいたくない。
でも、人の働き方には、だらだら長く働くスタイルが良かったり、とにかく集中して短時間働くスタイルが良いなど、様々なスタイルがあると思う。
誰もが、集中して短時間働くスタイルで仕事できる訳ではない。顧客の質もある。

基本、自由度が高い働き方ができないと、業務効率性ってなかなか上がらないと思う。
テレワークも一つの働き方の選択肢であり、人によっては、週に2日ほどテレワークで働いた方が、業務効率が高くなる人達もいるだろう。特に、小さい子供を持っている女性は、テレワークができるだけ多いと助かるだろう。

今、私が考えているのは、従業員が自分の残業時間を決め、みなし残業代のベースになる残業時間を管理者が設定する方式。
ぶっちゃけ、みなし残業代分の集中した仕事ができていなければ、会社も払う必要がないと考えている。

まぁ、こういった働き方は、上司を始めとして社員全員が認め合う必要があると思う。
決して、短時間で変える人に対してプレッシャーをかけてはいけない。
今の時代、管理者は、決して管理(マネージメント)してはいけないのが標準になってきている。過干渉の管理者は、勉強していない証拠でもあり、評価されなくなってきている。上に立つ者は、その変化を学ぶ必要がある。

 

過剰な管理はマイクロマネージメントと呼ばれ、近年、やっていけないマネージメント手法になってきている。



過干渉がダメなのは、子育てと同じ。
優しさのつもりでやっていても、全く優しくない。相手が苦しいだけ。
過干渉にならない教え方も重要になってくるのだが、上に立つポジションに就いたら、こういったベストセラーで勉強した方が良いだろう。



今後、働き方は、もっと多様化していくだろう。

一昨日、米国の中でも、IT企業が多いサンフランシスコでは、かなり多くの人がテレワークになり、IT企業が少ない州では、それほどテレワークが進んでいないと聞きました。
もちろん、日本も、業種や職種によっても、テレワークの度合いが変わってくるだろう。テレワークできない職業も多々ある。

コロナにより、その変化が急速に進み、今、適度なスタイルが模索されているところだと思う。
まぁ、確実に、出張などは減るだろう。

また、チャットワークの上限廃止で、グループチャットも増えるだろう。



非常にありがたい。
ぶっちゃけ、社内電話は、チャットワークでやればええとも考え始めている。

まぁ、何れにしても、こういったシステムは、業務効率化に繋がらなければ支持されにくいだろう。
ビジネスチャットに関しては、もしかすると、TeamsやGoogleチャットが強くなってくる可能性もあるが、チャットワークとSlackが市場を二分していくだろう。
チャットワークはシンプルさ、Slackはツリー式の形が良いのだろう。

また、こういった働き方も変わるだろうが、勝ち残るビジネスモデルも、変わってくるだろう。
適度なデジタル化で効率化された業務システムが構築されている必要もあり、将来、飛び込み営業などという古いビジネスモデルもドンドン淘汰されていくだろう。
それは、間違えないと思う。

まぁ、手書きの書類ワークや手計算の原価計算、データベースなどによる情報共有がなされていないビジネス形態、Faxでの受注発注など、そういったものをドンドンなくして効率化を図っていく必要があるだろう。
できれば、若い人が主導で。
それが、成長する企業の条件なんだろう。

最後に、こういった上記のような働き方にも、問題はあると思う。
新しい働き方を求めつつ、業務の効率化を追い求めると、確実に、成果主義が強くなるとも考えています。
コミュニケーションなどが減りながら成果主義になると、鬱になる人も増えてくるのではないか?と危惧する部分もある。
そこは、上手く調整していく必要もあるのだろう。

その調整の中で、一番重要なのは、プライベート時間の充実だと思う。
私のおすすめは、やっぱり運動。
生涯スポーツとして長くできる運動が良いだろう。

私の人生最後のチャレンジは、ここら辺の「生涯スポーツによる健康寿命の延伸」になり、空手道を利用することになるだろう。
将来を見据えて、ベターな選択を行っていければと思う。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。