最近、私の周りで子供達に空手を習わせようとする人が増えていて、空手教室の選び方の質問を度々受けています。

基本的に、フルコン or 伝統派(寸止め)の希望を聞き、伝統派であれば、アドバイスしています。
まぁ、ほとんどが伝統派。

今、中学校の武道の時間でも、空手の採用が増えている。
やっぱり、非接触で、道着がなくても良いという点が大きいようです。

今回は、その空手教室の選び方について、紹介です。
なお、あくまで一般論であり、空手で進学させたいなら、選び方は変わってきます。
ぶっちゃけ、経験上、空手で進学したいと思ってなければ、の方がオススメなんですが・・・。

原則、通いやすい という点が重要であり、東京都であれば、都空連の道場紹介ページに掲載されている空手教室が良いでしょう。



一方、都道府県によっては、紹介ページがないケースもある。
そういった場合の選び方のポイントは、

全日本空手道連盟や各都道府県の空手道連盟に登録されている空手教室であるか?

という確認が必要になります。
極稀に、武道空手を行っていて、登録されていない子供に適していない空手教室も紛れているので、確認した方が良いでしょう。

登録されていると、何が違うか?

1. 公認段位が取得しやすい
2. 出場できる試合数が多い
3. 公認のコーチ/指導員資格を持った指導者がいるケースが多い

3以外、なかなか、その意味は理解してもらいにくいかもしれませんが、上記のような違いが生じてきます。
ちなみに、公認のコーチ/指導員資格を持った指導者がいなくても、良い指導をしてくれる空手教室は数多く存在します。

できれば、検討している空手教室の流派 くらいは知っておくと良いでしょう。

伝統は空手には、和道流・松濤館流・糸東流・剛柔流という四大流派が存在しており、形も異なりますし、それぞれに特徴があります。

もちろん、どこが良いとは、言い切れません。私は、和道流と松濤館流の両方を知っていますが、それぞれの良さがあります。

そんな私が言うのが何なのですが・・・
形をやりたかったら、和道流は、あまりオススメしません。
(反対に、組手ならオススメ。)
理由は、和道流の形は武道性が強く難しい、かつ一定レベル以上の試合で点数が出にくいから。実際、世界大会で、あまり和道流の選手を見たことがない。

また、個人的な見解ですが、女の子なら、形は糸東流が良いかな?と思っちゃいます。
松濤館流は、力強さが特徴で、必ずしもオススメできない。男の子には向いているけど。

組手は、今の時代、どこの流派も変わらない。
過去は、自由組手を始めた和道流が盛んだったが、今は違う。むしろ、剛柔流などの方が盛んなのでは?と思うこともある。
流派より、空手教室の指導者の特徴の方が強く出るでしょう。
なので・・・

空手教室の得意分野(組手 or 形)も知っておく必要もあるでしょう。

ここでも時代の変化があり、組手中心の空手教室では、あまり形や移動基本をあまり行わず、いきなりラダートレーニングを行う教室も存在します。

そして、意外に重要なのは、

稽古の実施曜日

です。
土日の稽古だと、親が参加しやすい特徴もあったりします。親も、段位を取れる。おそらく、子供に付き添っている率も高いだろう。平日の稽古だと、親は送り迎えくらいしか接点を持ちにくいでしょう。

子供が辞め、親だけ残っているケースも少なくない。実は、ふなつ先生(友達のパパ友)もそうらしい・・・ご本人から直接お聞きしました。仲間♪


単なる習い事として、指導者に任せきりたいのであれば、平日稽古の空手教室の方がオススメだと思う。
今は、保育園にお迎えまでしてくれる空手教室もあるくらいですから。

探し方については、今の時代、Googleさんで探すのが一般的。
空手教室の検索サイトには、多くの教室が登録していないと思われるので。

最後に、一番大事なこと。

子供の気持ちを一番にすること!
親の希望で、礼節を学ばせつつ黒帯を取ることを目的に空手を始める子供は非常に多いです。
実際、大多数。
乗り気でなければ、無理やりやらせない方が良いです。

また、友達と稽古するのが楽しいからなど、友達関係だけで始めるケースもあるが、遊びの場と勘違いして、周りに迷惑をかけてしまう可能性も大きいです。
私の経験上、組手の稽古でふざけ、故意に当てようとしたり、話を聞いておらず対人稽古でケガさせそうになったこともありました。注意したら、次から来なくなったけど、それはそれでよかったと思っています。

組手は、ゲーム性も高く、空手を楽しめるようになるきっかけとして良い競技です。私も、その楽しさを少しでも子供達に伝えたいと思っています。
一方、真剣に取り組まないとケガする可能も秘めている競技でもあります。

空手を始めさせるご両親には、楽しいことはとても良いことだけど、かつ真剣に行う必要のある場であることを言い聞かせてもらいたい。
ケガしてからでは遅い。
そこは、武道として、他の習い事と少々異なる部分でもあります。

是非、本記事の内容を参考にしていただければと思います。


【余談】
最後の部分の余談ですが、礼を学ばせるために空手を習わせるのであれば、

鉄則:
指導者/先生を敬うこと!
子供に大きな声で挨拶させること!特に「ありがとう」。

親が指導者を敬わなければ、子供も指導者の言うことを聞かなくなります。そうなると、子供の技術面の成長は遅くなり、非礼を学んでしまい将来にも影響が出かねません。

また、近年、コロナの影響もあり、大きな声で挨拶ができる子供が減っています。
練習場を出入りする際や指導を受けた際、指導者が入ってきた際くらい、大きな声で挨拶ができる子供に育てた方が良いと思います。
それは、親が子供に指導すべき点であり、親が挨拶をさせる習慣を身に着けさせなければ、子供に身に着きません。

それは、しっかり意識して習わせた方が、より良い結果が得られやすいと思います。


【追記】小学生が伝統派空手を始めるためのコストについて
月謝:各教室でバラバラ
空手衣(伝統派のもの):3500円~ 体験時は不要
拳サポーター(リバーシブルタイプ):3500円程度
 ↓ 組手の試合に出る場合
メンホー:17000円前後
インステップガード:新タイプで3000円程度、旧タイプで2500円程度
シンガード:3000円程度
ボディープロテクター:7000円程度
※空手教室によっては、防具を貸し出してくれます。ただし、コロナの影響で共用ができないため、メンホーやボディープロテクターは、中古美品をメルカリやラクマで探すのもオススメです。ただし、メンホーはバージョン(最新はⅦ)があり、古過ぎるものは試合に使えない場合もあります。インステップガードは、足の防具なので、購入した方が良いでしょう。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。