弊社では、NMNのOEM案件を数多く請け負わせていただいていますが、販路等によって提案・採用するNMN原料を変えている。
ぶっちゃけ、全部で3種類の原料を取り扱っている。

この3種類のNMN原料は、全て謳えるクリエイティブが異なります。
だから、販路による適正も大きく異なってきます。
コストが安い原料は、品質クリエイティブの強く謳えないから、クリニックルートのような一定の販路では、全く売れない現象も生じてしまう。
まぁ、NMNサプリのOEMは、販路に適したNMN原料を選定する必要があるのです。

これが数多くのNMNサプリ製造実績につなげている弊社の秘密であったりもします。

フックになるクリエイティブキーワードは

GRAS認証、純度、国内製造

の3つでしょう。
API工場(医薬品原薬工場)というクリエイティブもあるのですが、若干、消費者には難し過ぎるようです。
一方、GRAS認証は、そのままでは伝わりませんが、Generally Recognized As Safe(一般に安全とみなされている)と説明を行えば、消費者にも理解してもらえるようです。

実際、問い合わせを行ってくる顧客のほとんどが上記の3つのクリエイティブを指定してきます。
結局、弊社も、原料を選びたくても、選択肢がないケースも多々あるのです。

まぁ、国内製造で価格さえ安ければええという顧客も少なくないですが、最終的に、他の2クリエイティブが謳えないことに難癖をつけてこられるケースもあります。
同じ価格では供給できない旨を伝えて終わりです。

弊社では、以下の試験成績書の日付の通り、かなり早い段階からNMNの分析に取り組んでいました。

CoA-NMN


実際は、2018年には、原料で分析を実施していました。
この信頼のクリエイティブがそのまま売れ方に直結することを理解していたからです。

そうは言っても、安い国内製造のNMN原料は、1kgからでも10万円を切ってきているので、今後、更なる値下がりも予測されるので、ライフサイクルも変化し、価格だけの市場にも変化していく可能性もあるでしょう。
まぁ、Amazonなんて、そんな市場ですが・・・。

ちなみに、国内製造のNMN原料も、以下の2種類の原料に分類することができます。

1. 添加物を加えて加工することで性状が明らかに変化した原料
2. 乾式造粒機でただ造粒しただけの原料(粒度程度の変化)


このNMN原料の中国製造から国内製造への変換マジックは、ごく当たり前に行われるようになり、ここ最近は、流通している原料の主流となりました。

一方、一部の行政は、2による国内製造化を原産国隠しと指摘しており、国内製造の表示を認めていません。基本、消費者庁さんなんて、デキストリンを加えてエキス末を倍散しても国内製造と表示できないとコメントしていますからね・・・。
ポイントは、性状の変化がどの程度生じているか?なのです。

そういった理由より、弊社は、リスクマネージメントとして、国内製造化された原料でも、1のタイプのNMN原料を使用するようにしております。
近赤外などで同一性試験を実施しても、2のように同じ波形を示しませんし、明らかに嵩比重や安定性に差が生じます。

この国内製造のNMN原料の問題は、実際、どのように規制されていくかわかりません。我々は、リスクマネージメントを行いつつ、行政の動向にアンテナを張っておくだけです。


この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。