今、世の中では、ここぞと言わんばかりに、不祥事が続いた吉野家さんが叩かれている。
一方、こういった経営体質は、吉野家さんに限らないと思う。



やっぱり、日本って、島国だから、なかなかグローバルな考え方ができない。
特に、アジア系やアフリカ系の外国人に対して冷遇する傾向が強く、吉野家さんの件で問題になった女性も、アフリカ系の方かな?という映像がちらりと見えた。

中国人の方に対しても、インバウンドで潤っていた時は、上手く利用してたが、今や、使い捨てされた人材が市場に溢れている。

また、外国人の方には、日本人ほど給与を出さない会社も多く存在する。成果を出しても、それほど評価されていない。
特に多くの中小企業では、安い労働者としか考えていない。
中抜きばかりで実習生への分配が少ないケースも許される外国人技能実習生の制度なんて、最低の制度だと思う。

なので、外国人の方にとって、日本って、ほんと、働きにくい国だと思う。

だから、今、優秀な外国人(特に中国人)を雇用するチャンスでもあると思う。

人事の仕事を行っていると、日本人より優秀な外国人の方の多いのが現実。
現在、何だかんだで、少々高齢化により、若い日本人は、売り手市場。また、この世代の若者は、意外に、大手志向が強く、仕事の選り好みをする。

これじゃぁ、日本は、落ちていく一方だなぁと思ってしまう。

そもそも、中小企業の健康食品サプリメント製造系企業には、興味も示さない。中小企業での生き方って、ハイリスクハイリターンな部分も強いから、大企業にはない充実感もあるのに。
むしろ、外国人の人の方が大企業意識が薄い。本当に優秀な人は、起業しちゃうんだけど・・・。
経験上、中国人の方は、女性の方が優秀。

知り合いに、奥さん(北京大学卒の中国人)が社長で、旦那さんが社員というケースが存在するが、日本にとって、こういった優秀な女性を奥さんにもらうことが利(国益)があるんだろうなぁと感じることもある。
ただし、中国人の方の場合、一人っ子政策の関係で、ご両親の面倒の問題も生じてくるので、そう簡単ではないのだが・・・一人っ子政策が緩和されて兄弟がいる世代:我々の子供世代になってくると、話は別かもしれない。

会社組織としても、私自身、外国人の女性社員は、総合的に考えると、日本人男性と結婚してもらいたいと思う。
若い女性社員の場合、会社としても、サポートするような取り組みを行っていくべき時代なんだろう。

もしかすると、弊社も、近い将来、外国人の社員が半数という時代も来るのかもしれない。
勝ち残っていくためには、そういった会社に変化していくことも検討しなければならないのだろう。また、弊社のノウハウを活用しつつ、外国人社員が結果を出せる仕組みを構築していく必要があるのだろう。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。