2回連続、NMNのヒト臨床試験紹介になっちゃいました・・・。
弊社サイトの以下ページも更新しました。



今回は、東京大学の研究グループからの報告であり、前回同様、NAD+値の上昇が示され、更に、有効性として、筋肉機能への変化も示しています。

Chronic nicotinamide mononucleotide supplementation elevates blood nicotinamide adenine dinucleotide levels and alters muscle function in healthy older men

Abstract
 Preclinical studies have revealed that the elevation of nicotinamide adenine dinucleotide (NAD + ) upon the administration of nicotinamide mononucleotide (NMN), an NAD + precursor, can mitigate aging-related disorders; however, human data on this are limited. We investigated whether the chronic oral supplementation of NMN can elevate blood NAD + levels and alter physiological dysfunctions in healthy older participants. We administered 250 mg NMN per day to aged men for 6 or 12 weeks in a placebo-controlled, randomized, double-blind, parallel-group trial. Chronic NMN supplementation was well tolerated and caused no significant deleterious effect. Metabolomic analysis of whole blood samples demonstrated that oral NMN supplementation significantly increased the NAD + and NAD + metabolite concentrations. There were nominally significant improvements in gait speed and performance in the left grip test, which should be validated in larger studies; however, NMN exerted no significant effect on body composition. Therefore, chronic oral NMN supplementation can be an efficient NAD + booster for preventing aging-related muscle dysfunctions in humans.
 ↓ Google翻訳(少し修正)
慢性的なニコチンアミドモノヌクレオチドの摂取は、血中ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドレベルを上昇させ、健康な年配の男性の筋肉機能を変化させる

要旨
 前臨床試験では、NAD +前駆体であるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の投与によるニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD +)の上昇が、加齢に関連する障害を軽減できることが明らかになっています。ただし、これに関する人間のデータは限られています。 NMNの慢性的な経口補給が、血中NAD +レベルを上昇させ、健康な高齢の参加者の生理学的機能障害を変化させることができるかどうかを調査しました。プラセボ対照、無作為化、二重盲検、並行群間試験で、1日あたり250mgのNMNを高齢男性に6週間または12週間投与しました。慢性的なNMN補給は忍容性が高く、重大な有害作用を引き起こしませんでした。全血サンプルのメタボロミクス分析は、NMN経口摂取がNAD+およびNAD+代謝物濃度を有意に増加させることを示しました。歩行速度と左握力の筋肉機能において、名目上の有意な改善が見られました。これは、より大規模な研究で検証する必要があります。しかし、NMNは体組成に有意な影響を及ぼしませんでした。したがって、慢性的なNMN経口摂取は、人間の老化に関連する筋肉機能障害を予防するための効果的なNAD+ブースターになる可能性があります。
npj Aging. 2022; 5


有効性データとしては、貴重なデータ。

でも、ぶっちゃけ、この結果を見ても、若い人では、有効性が示されにくいのかな?と感じてしまいます。
昨日もコメントしましたが、有効性に対するコスパがさほど良くありません。

この成分は、老化に対する夢のような成分として、ここ数年、すでにブームが起こっています。レスベラトロールのブームと同じような流れです。
今後、ブームは終息し、一部の商品だけ市場に定着していくのかな?というのが私の予想です。

まぁ、NMNの問い合わせは減っていますが、ゼロにはなっていません。弊社としては、淡々とNMN案件を獲得し続けるだけです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。