冬季って、試合もないし寒いので、この時期の稽古は、汗をかくくらいの基礎稽古を徹底することにしています。
まずは、足と手を動かして、体を温めつつ、ステップトレーニングを取り入れながら、下半身を強化していきます。
そして、基本の突き蹴りの基礎稽古に入っていきます。

今、行っているのは、この動画の手から出す刻み突き。



以前にも紹介しましたが、今は、この刻み突きができないとダメ。

先週から、その場で踏み込む刻み突きも行っているのですが、(その場で踏み込んでも前足に体重が乗りながら)手から刻み突きを出さないと、この突きも短い突きになるので、少し段階を戻すことにしました。



やっぱり、手から出すと刻み突きが伸びてきます。
数人は、覿面に変化しました。
今の時代、刻み突きも逆突きも、手から出して突けるようにならないと、このちょっとの差で勝敗を分けてしまい勝てなくなっていくだろう。

例えば、手から突けてない刻み突きは、手から突く逆突きカウンターで簡単に合わせることができます。
ほんと、コンマ何秒の差が大きく出ます。

まぁ、刻み突きでも、突いた時に前足に体重が乗り切っているなど、もっと前段階での技術を習得する必要がある子供達も多いので、足りない基礎部分を少しづつ補っていくしかない。

今後、この突き方を徹底して身につくよう練習メニューを工夫していこうと思います。

ちなみに、今後、この手から突きを出す稽古をステップトレーニングの中に組み込みたいと考えています。でも、今の時期は、なかなか広い体育館で稽古ができないから、ステップトレーニングがなかなかできないんですよね・・・。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。