弊社は、Google広告を用いても集客を行っているのですが、先月11月、大きな変化が起こりました。
一部の広告費が跳ね上がり、一部の広告で費用対効果が一気に低下しました。
その理由は、Google広告のアルゴリズムの変化として、

周辺キーワードを拾いやすくなった

だと私は考えています。
その変化によって、起こるだろうこと、いや起こったこと。

ビックキーワードでの広告予算があっという間に消化されるようになる
ニッチキーワードでも容易に広告予算の消化されるようになる
→広告費用対効果の低下

毎月1000円くらいしか予算消化していなかった広告が1万円を超えて上限に達した。

これって、搾取じゃない?とも思ったけど、神(Google)には逆らえない・・・。

おそらく、ビックキーワードでの広告は、ほとんど集客できていないと思う。今、市場でニーズが高まっているキーワード「プロテイン 製造」の集客でも、同じようなことが起こっているだろう。
うちみたいにニッチキーワード中心の広告の場合は被害は少ないかもしれないが・・・
ビックキーワードをメインで集客している場合、広告費用対効果が全く合わなくなってくる会社も続出するだろう。

だからと言って、広告を止めれない会社も多いだろう。
弊社も、社名のキーワードを除外設定するなど、いろいろ工夫していましたが、もう少し除外設定を工夫する必要がありそうです。
止めちゃうのは簡単。でも、工夫して広告費用対効果を上げることに成功の道があると思う。

ちなみに、日本国内において、新規OEM案件は、ぶっちゃけ、かなり減っていると思う。
どうしても、改定された薬機法の影響で、広告考査が厳しくなり、荒い売り方ができなくなったからだろう。
一方、良い商品を真面目な売り方で販売していたOEM顧客は、反対に伸びており、市場が正常化しているとも言えるだろう。
こういったところに、チャンスがあるんだと思う。今後も、こういった条件の案件を伸ばしていければと思う。

そのためにも、今まで以上にセグメントされた集客が求められるのだと思います。
淡々と試行錯誤してPDCAを回すしかないですね・・・。

P.S.
こういった広告運用は、自社運用していないと、対策が遅れてしまうだろう。
広告費を垂れ流してしまう可能性も高い。
今回のケースに関しては、リスティング運用会社が意図的に、対策を遅らせる可能性もある。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。